2017年8月15日火曜日

夏のアルバム2017

 

 

 

 今年はカエルの姿をなかなか見ないと思ったら、6月の終わりにやっと見かけるようになった。でも、とっても小さい。豆粒みたいな、2か月たった今でも、体長34センチ、それに手足に色がついていて赤っぽい。去年のカエルと種類が違うのかしら。

 

ミニトマト

 

今年はお店の入り口の脇、細長い看板の裏側にミニトマトを植えました。7月はこれがどんどん取れて、しかもおいしい!甘い!!みんながびっくりするくらい甘い、これはシュガープラムという品種。去年コメリのお姉さんが、これおいしいですと教えてくれたもの、去年よりずっと豊作。

今でもまだ獲れてます。(この写真は今の写真なので、ちょっとしかなってないけど、最盛期はたくさんなってました)

 

 野菜

 

今年はピーマンもよく育ち、けっこう大きくなって、鳥よけの網を突き破って出てきたので、網から外して、実もどんどんできたので、結構食べたけど、とっても暑いころ突然枯れちゃった。なすは、ポツンポツンと獲れてます。今年はキュウリがいまいち。たまにしか獲れない。なぜかしら?

 

 


水出しコーヒー

 

夏だから、アイスコーヒー用のパックを作ろうと試作してみました。水出しコーヒーのパック。水に入れて冷蔵庫で一晩寝かせるだけでおいしいアイスコーヒーができます。もちろんそれをあっためて飲むこともできます、なんてそんなめんどくさいことはしないか。でも水出しには水出しの味があって、すっきりしてて、それが好きな人もいる。

東ティモールコーヒーの深煎りをメインにしたブレンドです。

35グラム入りで180円。3つで500円。3つ買うと、豆100グラム買うよりちょっとお得。

 

 おじいさんの枝豆

 

 今年は枝豆の季節がなかなか来ない。去年は畑のおじいさんのところで何度も枝豆を買ったのに。やっと枝豆が出たと思ったら、今年は枝豆はダメだぁとおじいさん。確かに去年みたいな粒ぞろいで立派な枝豆じゃない。でもおいしかったよ。

 

スイカ

 

 枝豆と一緒に買ってきたのが、小さなスイカ。皮が薄くておいしいよとおじいさん。食べてみたら、ホントにおいしい!!庭に出て種を地面に捨てながらスイカにかぶりつく。夏だな~。

 

壁絵

 

家の玄関とお店の入り口にしている庭の方の間に、白い壁がある。なんとなく汚くなってるし、そこに何か描こうかなと前から思っていた。夏とは思えない妙に涼しい日、それを実行に移すことに。2年前、引っ越してきた年の夏はお店のペンキ塗りをしてた。その後、物置スタジオができて、壁に絵を描いた。それ以来だ。大きな木の絵を描くことにした。葉っぱと木だけのシンプルなデザイン。何か楽しい。通りがかった近くのお寿司屋さんに「奥さんが絵を描くんだ」と言われ、なんとなく恥ずかしい。

 

壁絵2

 

外壁にペンキで絵を描いたら楽しかったので、他にないかなと探して、玄関のドアの横を見つけた。ここにも描こうっと。

実は絵を描く前に、壁のおそうじが必要。これが結構大変。

水かけて、ごしごしこすって、こっちはあまりにも汚くなっていたので、一度アイボリーで塗って、やっと描くに至る。涼しい日が続いて、作業ができた。くるんくるんと線を描く。

植物のようにも昆虫のようにも見える。

 

壁絵3

 

 玄関が終ると、物置の横の母屋の壁、ここも汚くなってるから、かなりごしごしやって下塗り。なぜか夫も下塗りに参戦。次の日朝から、くるんくるん。こちらは、植物のようにも音符のようにも見える。別に違和感ないと思うのは私だけ?それにしても、こんなに涼しい日が多くていいのかな。


海の家と花火

 

7月中旬、太東海岸に海の家がオープン。太東の海水浴場は、きれいで、混みすぎてもいなくて、でもそこそこ人がいていい感じです。海の家は3軒。昔ながらのいい風情。海の家と言ったらかき氷。抹茶のかき氷とフランクフルトとポテトフライを食べてきました。

 

花火

8月12日岬ぼんぼんフェスタというのがあって、その最後に花火を打ち上げる。それがうちの庭からよく見える。20分だけだけど、庭に椅子を出して花火観覧。家に居ながらにして花火大会気分を味わいました。花火ってやっぱりいいなあ。

 

 

 

模様替え

 

8月の始めに、お店の模様替えをしました。

窓際に4人席を作り、杉のテーブルはレコード棚の前へ、入り口のウッドデッキの横に2人席、真ん中の大きなテーブルの向きを90度変えて椅子は8つにしまし た。ちょっと雰囲気が変わっていい感じ。窓際の席はとても居心地がいい。風を感じて、ゆったり過ごしてください。

 

 植物たちは…

 

8月百日紅の花が咲きました。鮮やかなピンクの花。さるすべりっていうけど、実際には猿は難なく上るそうです。

虫よけを兼ねて植えたローズマリーは、相変わらず咲いていて、春ごろ咲き誇っていたカザニアも、ぽつぽつ咲き続けています。ソテツの木は、繁りまくって、どうしましょうという感じ。2年前にここに来た時みたいな、緑のお化けと化しています。生命力旺盛なオーシャンブルーはフェンスをいろどってくれています。

田んぼの稲は、だいぶ黄色くなり穂が垂れて来て収穫直前?というところと、まだきれいな緑色のところと、色のコントラストが美しい。お米の刈り取りが始まったところもあるみたいです。

 

そして、カンタティモール

 

「カンタ!ティモール」上映会

ご希望の方があって、今度の土曜日、8月19日の午後1時から上映会をやります。

クーラーのない当店は、真夏の上映会は無理と思っていましたが、高円寺の時に使っていたスクリーンを使って、窓は開けた状態で(遮光カーテンだけ閉めて)なら出来ると気づきました。興味のある方はご連絡ください。

 

また、10月29日(日)に、映画にも登場する、報道ジャーナリストの南風島渉さんをお迎えしての上映会が決定しました。たくさんの方の参加をお待ちしています。 (8月15日 佳)


 




2017年6月24日土曜日

CANTA!TIMOR SONGS

 CANTA!TIMOR SONGS

カンタファンの「ぜひ、映画のサウンドトラックを作って!」との熱い思いに応えて、映画のサウンドトラックCD「CANTA!  TIMOR SONGS」が遂に発売されました。

 

2012年に公開されたこの映画は、今でも静かな拡大を続けています。

 

私たちは、この映画に2014年に出会いました。夫の古い友人の江口晶さんがきっかけでした。それから1年間、高円寺の店でマンスリー上映会を開きました。外房に来てからも、上映会を続けています。公開から5年経った今でも、見るたびに新しい発見があり、感動があります。決して古びていくこともなく、飽きることもありません。東ティモールの26年に及ぶ独立闘争に絡むドキュメンタリー映画、と言ってしまうには、あまりにもたくさんのものが詰まっています。人が生きていくうえで大切なことが、そこここに散りばめられた、まるで宝箱のような映画です。

 

 

先月は、東京の田端にある“シネマチュプキ・タバタ”という超ミニシアターで、1か月間のロングラン上映があり、カンタティモールを見て、南風島渉さんのトークを聞くために出かけて行きました。チュプキは、もともと視覚障害者と映画を楽しむ会をやっていたボランティア団体が立ち上げたバリアフリーの映画館。全20席ながら、障害者のみならず、子育て中のママさんなど、どんな人も映画を楽しめるように配慮したユニバーサルシアターです。一般の映画館では見られないようなラインナップを組み、トークショーなどの企画も行っています。

南風島さんのトークがあると知って、彼のお話が聞きたいと即断しました。

南風島渉さんは報道写真家、映画の中にも登場していますし、それ以降、トークをやったり、カンタ!フェスタというお祭りの実行委員長をやったりと、カンタティモールと監督の広田奈津子さんを支え続けています。1993年から7年間の東ティモールを取材し、「いつかロロサエの森で~東ティモール・ゼロからの出発」という本を出版しました。この本は、映画とはちょっと視点が違います。東ティモール独立闘争の地下活動家たちに焦点を当てて、ゲリラに潜入したりして取材したものを綴っていますが、つい引き込まれてどんどん読み進んでしまう、そんな本です。チュプキの若き支配人との対話の形でのトーク、観客との質疑応答、上映終了後の30分間でしたが、内容の濃いトークショーでした。その後、南風島さん、映画館のスタッフ、パルシック(ティモールのコーヒー生産の支援をしているNPOです、炎の雫はパルシックから仕入れています)のスタッフと飲みながらお話することができました。今までの上映会で聞いた話、現在のティモールの状況や登場人物の今、疑問に思っていたことも聞くことができて、かなりの部分解消することができました。とても素敵な夜でした。

 

6月になって、名古屋へ行ってきました。

カンタティモール上映会のきっかけを作ってくれた江口晶さんとの水野たかしのライブ。40年も前に、2人は一緒に活動していました。ライブには小向サダムさんもパーカッションで参加してくれて、楽しいライブになりました。そして、監督の広田奈津子にもお会いできました。「やっとお会いできた」と言ってくださり、のはらくん(奈津子さんとサダムさんの息子さん)をだっこしながらお話しました。私が「上映会やってもなかなか人が集まらなくて…」と言うと、「数じゃないんです」ときっぱり。「カンタティモールを育ててくださってありがとうございます」との暖かい言葉に、勇気をもらって帰ってきました。気持ちを新たに、上映会を続けていこうと思います。

 

できたばかりのサウンドトラックCD

 「CANTA! TIMOR SONGS」 お預かりしてきました。

26曲、2000円です。炎の雫で販売中。郵送もできます。(価格は送料込み)

南風島渉著 「いつかロロサエの森で~東ティモール・ゼロからの出発」 2500円。在庫あります。

 

 

クーラーのない当店では、真夏の上映会はちょっと無理。秋になったら、上映会を企画したいなと思っています。もしかしたら南風島さんのトークも聴けるかも。乞うご期待!!

(624日 佳)


2017年6月8日木曜日

空豆とキャベツ


今年ほど空豆をいっぱい食べた年はありません。

 

近くの畑のもうすぐ90歳になるおじいさん、この春久しぶりに出会ったのですが、彼の空豆を何度買ったことでしょう。出始めの頃、あまりにもおいしい、それに大きくてほんとにきれい、なのに市価の半額以下、そのころ2キロで500円、思わず東京の息子にも送っちゃいました。夫は空豆が大好物、いくらあってもいいよというので、通る度に買ってきました。何回目かの時、おじいさんが「ここで剥いていってもいいよ、畑の肥やしにするから」というので、その場で剥くことにしました。夫と私が一緒の時で、2人ならすぐでしょと。結局おじいさんも手伝ってくれて、3人で剥きました。何か楽しい。しばらくすると、1袋250円になってる、250円でいいの?と聞くと、「もうちょっと硬くなってるからね、よく煮てください」と。確かに大きいのはちょっと硬いけど、市販のに比べたら全然おいしい。

 

またちょっとして、もうないかなと思いながら行ってみると、おじいさんいる!(ここの場合、彼がいるときしか野菜売っていないのです)近くに行くと、かごの中にちょっと汚くなった空豆、「これで最後だよ」、畑を見るともう空豆は全部抜いてある。ほんとに最後なんだ、1かご100円?100円でいいの?また3人で剥いてきました。剥いたら全然きれいです。

 

さて、その時、何気なくキャベツはないの?と聞きました。キャベツ植わっていたし、ちょうちょがひらひら飛んでたので。するとおじいさん「虫がひどくてダメだあ」と言う。「そうなんだ、あるかなと思って」と言うと、「食べられるのはあると思うけど…明日かき回しちゃうつもりだから取ってっていいよ」と包丁を差し出しました。え、私がとるの?前に聞いてみたらおじいさんが採ってくれたことがあるので、ちょっとそれを期待したのですが、意外な展開。「好きなだけ持ってっていいよ」というわけで、キャベツの収穫をすることになりました。畑の中に入っていくと、確かに虫食いはすごい。でもよく見ると、中側は大丈夫そうなのが結構ある。そういうのを選んで、包丁で切って収穫、外側の葉っぱを剥くと、中に虫の糞みたいなのがいっぱいついているけど、それを落とせば大丈夫みたい。私が選んで収穫し、夫が葉っぱをとっておそうじ。やってみると、これも大丈夫そう、あこれも、となって、4つも採っちゃって。夫にもういいんじゃない、食べられないよといわれました。そうか、でも、とっといてもよくない?というと、絶対全部持って行けって言われるに決まっていると。その通りでした。一応、「私たち2つくらいでいいからおいていこうか?」と聞くと、「持ってってください。誰かにあげればいいよ」とおじいさん。「ちょうちょがいっぱい飛んでるね」「ひどいでしょ」。結局、空豆2かご分200円と、紫玉ねぎ大小混ぜて10個100円を買って、キャベツ4個もらって帰りました。玉ねぎもお買い得、ちょっと傷があるけど、悪くなる傷じゃない、お買い得だよとおじいさんに言われると、ついそちらを買ってしまう私です。

後で、「そうか、生産者の人はちょうちょを見て、虫がひどい証拠だと思うんだなあ」と夫がぽつんと言いました。なるほどね、ちょうちょは青虫がキャベツを食べて大きくなるんだった、※はらぺこあおむし※じゃないけど、キャベツが一番のごちそうだったと思い出しました。

 

※ちなみに、今世田谷美術館でエリック・カール展やっています。この前友達と行ってきたところです。

 

この日は、キャベツたっぷりのお好み焼きを作りました。次の日はキャベツ丸ごと1個、芯をくり抜いてそこにひき肉を詰め、スープで煮ました。ついでに玉ねぎもまるごと入れて。どっちもおいしかった!! もちろんゆでた空豆もたっぷり食べました。

さて、あとはキャベツ料理何があるかな、コールスローもいいし、豚バラと炒めてもおいしいし、キャベツのパスタも、ただ塩もみにしても。実は、うちの庭にもキャベツ1個できつつあります。3度目の正直、今までなぜか葉っぱがどんどんなくなって消滅していたのが、ヒヨドリのせいだとわかって、鳥よけの網をかけたら順調に育っています。しばらくキャベツ三昧ですね。

 

収穫体験は梅雨入り前ぎりぎりだったみたいで、昨日梅雨入りの発表がありました。うっとうしい季節ですが、雨には雨の良さがある。気持ちを切り替えて乗り切っていきましょう。

 

 お休みをいただいて、11日日曜日から、名古屋へ行ってきます。よろしくお願いします。(6月8日 佳)


2017年5月10日水曜日

のぼり作り

 

4月から5月にかけて、いろいろ作っています。

その最たるものは、のぼり旗です。

 

そもそも、千葉に来るまでは、のぼりなんてあまり意識しませんでした。ファミレスに立ってるな、くらい。それが、こっちに来たら、お店といえばのぼりです。そうなんだ、看板替わりなんだ、と認識して、1年半前、開店直後にのぼりを立てました。ネットで探して安いのぼりを買って建てたのですが、風が強くて薄いから、ぼろぼろになっちゃって、何度か修理しました。気が付くと、ブラックジャックみたいなきりばりだらけ。新しくしようと思ったのですが、なかなか気にいったのがない。作っちゃおうかなと思い立ちました。

 

第一段階は布を買って縫う。雨にぬれてもすぐ乾く化繊の布にポールに取り付けるテープを縫い付けました。第二段階は、字を書く。「自家焙煎」と「珈琲」または「COFFEE」。これは、ペンキで書きました。意外と面白いです。結構はまって作業しました。よし、できた!と思ったのですが、下に敷いていた紙がくっついちゃって、はがしても後ろから見ると汚い。結局裏側からはアクリル絵具で字をなぞりました。2枚作って、見事完成。5月5日から、新しいのぼり旗立ててます。古いのもあるので入り口に2本、線路側に2本です。

ちょっとは目立つようになったかな。

食べ物の部。

その1、イチゴのコンポート。国道沿いのねぎぼうずという産直で、イチゴが200円、レジに持っていくと、それ2パックで200円よ、1つなら110円と。え、そうなの?じゃ2つと買ってきました。それを煮て、ジャムではなくフルーツソースみたいにしました。昨日の炎の雫のスイーツはそれを使ったタルトでした。自分でいうのもなんですが、これおいしかったです。

 

その2、夏ミカンの皮のお菓子。これは、東京に居たころ、生協の視覚障害者向け朗読ボランティアでいつも作ってきてくれる方がいて、教えてもらったレシピです。夏ミカンが5個で300円だったので、久しぶりに作ってみることにしました。これは手間と時間はかかるけれど、本当に美味しい。皮が立派なお菓子になります。作ってみて下さい。

 

作り方:夏ミカンの外側の皮(オレンジ色のところ)を薄くピーラーで剥く。それから普通に皮を剥いて実を外す。皮を7~8ミリの幅で縦に刻み、3回ぐらいゆでこぼす。1時間くらい冷水につけておいてから、ひたひたの水とお砂糖を入れて煮る。お砂糖は皮の50%~75%を目途にお好みで。水分がほぼなくなるまで煮詰める。焦がさないように。煮あがったものを干す。天日なら2日くらい、オーブンで乾燥させるなら110℃で1時間とあったけど、私はオーブンでやってから、次の日1日干しました。グラニュー糖を振って完成です。熱いうちにグラニュー糖をまぶすという人もいるみたいです。ちなみに溶かしたチョコレートをかけて乾燥させると、高級お菓子になります。

 

その3、野菜編。まずはなんといってもこの時期筍ですよね。今年は筍が取れないらしい、イノシシが食べちゃうのだそうです。でも、ねぎぼうずで見かけたので、しかも値段が安くて思わず買って来ました。即ゆでて、冷蔵庫に水につけて保存。筍ごはん、ひめかわの和え物、煮物、春巻きと作りました。スライスして冷凍にも、これ意外と使い勝手いいですよ。そしてかぶ。これは実をピクルス風に、葉っぱは煮びたし。いっぱい常備採できました。

 

その4、ハーブ。イタリアンパセリが繁ってきちゃったので、ドライにしました。といっても葉っぱをちぎって、クッキングシートにはさんでレンジかけただけですが…。これを冷蔵庫に入れておくと、なぜかいつまでたってもきれいなみどり色です。何かと使えます。

 

他にも、ちょっと大きい手提げ袋が必要になったので、それを縫ったり、いろいろ作ってます。何か作るのって、出来上がったものがそこにあるから、達成感がありますよね。

 

連休も終わって、緑が鮮やかな季節です。この辺りでは、いまだに鶯が鳴いています。

田んぼも田植えがほぼ終わって緑色、蛙も盛んに鳴いています。もうすぐ夏ですね。

(5月10日 佳)

 

 


2017年4月8日土曜日

けしごむスタンプにはまって、春

 


春ですね。

 

この春はけしごむスタンプ作りにはまっています。

きっかけは、ティモールコーヒーのドリップバッグを作ろうと思ったこと。

いつもコーヒー用の袋を注文しているところから、ドリップバッグ用のグッズ一式をサンプルで取り寄せました。その中にあったシールがいまいち。そうだ袋にスタンプ押せばいいんだと思いつき、今度はスタンプを検索。自分で書いた絵を写真に撮って送るとスタンプにしてくれるというメールオーダーのスタンプ工房というのを発見。よ~し、これにしようとほぼ思っていました。

ところが、家にず~っと眠っていた「ラクほり~けしごむでスタンプ作り」が、なぜか目につきました。いつ買ったのか定かではなく、たぶんちょっとやってみようかなと生協で買って、机の引き出しに入ったまま忘れて、お引越しで見つかって、それから2年近く経って…それを見つけちゃいました。この際だからやってみよう!と決意。

 

 

このけしごむの売りは、つまようじで彫れること。トライしてみました。すると…これがおもしろい!!どんどん、さくさく彫れる、ホントにラク。カッターや彫刻刀は要らないし、みるみる削れていく、その感触がたまらない。

最初の作品は「DRIPBAG timor coffee」と二段に彫ったもの。本人は良い出来栄えなんて思ってたら、夫が「なんて書いてあるかわからないよ」と言う。が~~ん!ショック!それでファイトを燃やして、次の日、早朝から再びトライ。細かい字はつぶれちゃうので、今度は「TIMOR COFFEE  DRIPBAG」としました。これがまずまずの成功。でも、そこでは止まらなかった。せっかくだから、「炎の雫」って彫ろう、それができたら、今度は電話番号の入ったもの作ろう、(さすがに住所までは無理です)、その後は、コーヒーカップの絵。もっとなんか彫るものないかな、とコーヒーミルやポット、マキネッタ(エスプレッソもどきを作るやつ)まで彫りました。当然ながら、最初のいくつかで、うちにあったけしごむはなくなり、アマゾンで追加購入。もっと買おうかなと思ってるくらいです。

思い立って、絵を描く。0.9Bのシャーペンでメモ用紙に書き、紙を裏返しにしてけしごむにあててこすれば、トレーシングペーパーなんてなくてもしっかり写ります。それをつまようじで彫っていくだけ。小さいものなら、小一時間で出来上がり。その達成感もいい。楽しいですよ!やってみて!

出来上がったスタンプに、夫が木を張り付けてくれました。これでちゃんとしたスタンプになり、そったり曲がったりしなくなって、しばらく使えそうです。

これでドリップバッグも売り出せます。なんてね。

 


さて、そんな合い間にも、春は着々と。

前にお伝えした、悲しい白菜、なんと新たに茎が伸び、花が咲きました!びっくりです。白菜としては食べられなかったけど、花が咲いたと夫がフェイスブックで書いたところ、白菜の花はおいしいですよ、との書き込みが。え?食べられるの?そういえば菜の花みたいだよね、と食べてみることにしました。ちょうどブロッコリーの脇芽もあったので、それと一緒にゆで、ツナとベーコンを入れたパスタにしました。あっさりして美味しい、春を感じる味でした。今年は、白菜としては食べられなかったけど、花が食べられてよかった。

 

春になって、苗がいろいろ出てきたので、今度はコメリで鳥よけのネットを買ってアーチ形にかぶせてみました。さてどうかな、初日に、ネットの中に鳥が入っているのを見つけて、え~~と思ったけど、アーチの下の方に結びつけたりして、今のところは大丈夫そうです。

春と言えば桜ですよね。

実は今週の水曜日に茂原公園に行ってみました。でも、まだ全然。一分咲きか二分咲きといったところ。でも、良いお天気で、ところどころに桜もあって、気持ちよくお散歩できました。池に張り出した木では、亀さんたちが陽なったぼっこ中。池に浮かんだ木の切れ端に上ってドボンと落ちてまた這い上がってを繰り返す、ユーモラスな光景も見られてのどかです。

 

茂原公園の奥に美術館があるのをご存じですか?そこにも立ち寄って。すごく良かったですよ。鳰川(におかわ)誠一とか石井武夫とか、茂原ゆかりの個性的な画家の作品が見られます。

 

最後は、ピースコーヒーでおいしいコーヒーをいただいて帰りました。実は、待ち合わせは(夫は自転車で、私は電車で行きました)珈琲工房だったので、今日2杯目のコーヒーです。どっかに行くと、そこでおいしいコーヒーをというのは定番になっています。さて、今週末は、お花見にはあいにくのお天気になってしまいましたが、明日は晴れそうです。

 

茂原の桜のライトアップは、一週間延長されて16日までになったそう
。また行ってみましょうか。(4月9日 佳)

2017年3月10日金曜日

震災から6年、東北の春はまだ遠い

 

 

先日、陸前高田の喫茶「ジャズタイム・ジョニー」の再建募金のメールが届いた。

津波で流されて跡形もなくなってしまったジョニー。仮設店舗で運営を続けているが、仮設の期限が近づいている。高台に造成中の土地へ移転の予定、土地は確保したものの、建物の建設費用が足りないという話だった。造成中の土地がいつ出来上がるのかは、今一つ定かではないのに、仮設の期限だけは決まっていく。なんだか切ない話だ。

   (写真は2013年夏の高田の海ー海は今も変わらないだろうか)

 

震災から丸6年。月11日が近づくと、東北の状況を伝える報道が増える。でもそれも年々少なくなっているようだ。6年経ってなお、いまだに仮設住宅に暮らす人々がいる。でも仮設の期限は決まっていて、どこかへ行かなくちゃならない。ほんとは仮設住宅は5年までと決まっているらしい。それが特別に延長されたようだけれど。

陸前高田市では、仮設の撤去スケジュールが出されている。早ければ今年の前半から。29年度・30年度に解体予定のところが約三分の二、31年度まで当面存続が三分の一。31年度までいけば、震災から8年にもなる。仮設で8年!小学校と中学校のほぼ全部を仮設で過ごす生活、考えられるだろうか。

仮設の店舗には、また別の撤去スケジュールがあるようだ。国が解体費用を全額補助するのは5年まで、それ以降延長は可能だが、自治体が撤去費用を負担しなくちゃならないらしい。なんだかおかしい。

 

神戸の震災の時は、5年経ったら街はまったく元通り、いや元あった以上の街が出来上がった。神戸は都会だから、街を復興させる必要があり、またその見返りも期待できた。自治体の体力もあったけど、国も力を入れたのだと思う。でも東北では、全然状況が違う。陸前高田は鉄道すらなくなって、今はBRT(バス高速輸送システム)というバスが走っている。駅(バス停?)は、2013年に仮市庁舎の駐車場にプレハブが建ち、ちゃんとした駅の開業はなんと去年の3月、丸5年もかかっている。このスピードの差は何だろう。東北は、漁村、農村が多く、そこにお金をつぎ込んでも、生まれてくるものは少ないから?人が暮らしているのは同じなのに。割り切れない思いだ。

 

震災から3年目の2013年の夏、私たちは陸前高田を訪れた。きっかけは陸前高田在住の小野文浩さんが「陸前高田・海の写真展」を高円寺のお店でやったこと。彼は、海に太陽が昇る写真を中心に撮っていた。その後彼は、やなぎさんと水野ののライブを企画してくれた。場所は「ジャズタイム・ジョニー」だった。アイスコーヒーを頼むと、グラスにちょこっと入れて、それでいいの?と聞くと、大丈夫、氷を入れてちょうどよくなるの、と店主の由紀子さん。ほんとうかな、飲んでみると本当だった。おいしかった!ライブはいい感じで、その後の打ち上げではたくさんのご馳走。集まってくれた地元の方々はみんな明るかった。その晩は小野さんのお友達の家に泊めていただいた。震災で家もご家族もなくしたという。再建したばかりのログハウス風の家、全然知らなかった人なのに、朝からバーベキューなんかして、力いっぱいもてなしてくれた。今から思えば、誰でもいいから泊まってほしかったのかもしれない。

 

車で陸前高田の街を回った。町と言っても何もない。あっけらかんと何にもなくなっていた。空き地というか、ただただ広がっている大地、ところどころにブルトーザーがいるだけ。「ここは駅前の商店街だったんだよ」と言われてびっくり。駅なんてどこにもないし、お店も1軒もない。言われてみればかろうじて線路が分かるぐらい。夏の陽射しを浴びて、奇妙に明るかった。そんな記憶が、一気に蘇る。

 

東京オリンピックが決まった時、オリンピックなんてやってる場合じゃないでしょ、そのお金を東北の復興に回して欲しいと切に思った。今でもその思いは変わらない。東北の人は忍耐強いから怒ったりはしないけど、私は怒りたい。たまたま縁があって、陸前高田の状況を少し知ったけれど、状況はそれぞれ違うかもしれないし、同じようなことはたくさんあるのだろうと思う。

 

そして6年目の3月11日だ。

去年、炎の雫では、ドキュメンタリー映画「逃げ遅れる人々」の上映会をやった。東北大震災の時、障害を持った人はどうしたのか、避難所に行ったけど居られなくて帰ってきた人、避難所にはいかないという選択をした人、原発の事故で行き場がなくなり流離う人‥それぞれの重さが描かれている。今年は上映会は予定していないけれど、夫と二人、この映画を見ながら静かに考えたいと思う。 

 

神戸の震災の後作られ、ずっと歌い継がれてきた「満月の夕」という歌がある。今夜、明日、日本各地で「満月の夕」が歌われるのだろうと思いながら、これを書いている3月10日の朝。  

 

 

再び「ジャズタイム・ジョニー」

ジョニーは、店舗無償支援によって、仮設のプレハブで営業を続けてきました。その無償支援の終了に伴い、移転を求められています。震災前に所持していた土地の代替地として提供される土地は確保したが、その造成地の完成は平成30年度だそう。店舗開設の資金の協力を求めています。

ポイントは、見返りのない募金であること。

「募金に協力した方が、再建した店を訪問してくれたとき、最大限のおもてなしはします。けれど料金などでサービスはできません。なぜなら、店舗の完成は終わりではなくスタートであり、メニュー1つ、コーヒー一杯を日々の糧としていかなければならないからです。」という、素敵な文章がありました。

 

再建募金は、やなぎさんが実行委員長です。彼は、岩手の奥州市に家があり、車で全国を歌いながら回っています。私は彼の歌が大好きだし、こういう活動の中心になる彼の生き方も大好きです。

 

興味のある方は、検索してください。(3月10日) 


2017年2月22日水曜日

旅のdiary

 

お休みをいただいて、旅をしてきました。

お寺と仏像、自然、美術館、珈琲と美味しいもの

いろいろ詰まった旅です。







1日目

新幹線で京都へ。米原あたりから雪、新幹線は20分遅れ。琵琶湖線に乗り換えて近江八幡へ。今回の旅の一番の目的、「ボーダレスアートミュージアムNOMA」へ行く。ここは日本のアウトサイダーアートの拠点。昭和初期の町家を改装して2004年にオープン。蔵や和室も活かされて展示スペースになっている。2010年にパリで「アールブリュットジャポネ」が開催された後、東京の野方でアールブリュット展があり、それを見て魅せられた。最近、アウトサイダーアート関連の本を読み返したりして、ぜひ、ぜひ行きたいと思っていた場所。この日は「ing…障害のある人の進行形…」展の最終日。ずーっと行きたかったノマは、とても素敵な場所だった。空間も作品も、雪の中のたたずまいも、暖かくゆったりしている。近くに住んでいたら、何度も通いたい場所だった

2日目

こちらも、長い間行きたかった鞍馬へ。バスと叡山電車を乗り継いでいく。市内は晴れなのに、鞍馬は雪が降っている。駅前の天狗の鼻は、1月の大雪で折れてしまい治療中。とりあえずケーブルカーで本堂へ。雪に埋もれ、雪ははらはらと降る。そこから奥の院を通って貴船へ出るつもりだったが、結構雪が積もっているし、どうしようと躊躇していると、夫が歩き出してしまい覚悟を決めて歩く。途中お寺のスタッフが何人も出て、雪掻きをしてくれている。有難い。途中で何度か滑ってしりもちをついたが、ゆっくり2時間ほどかけて貴船まで歩き通した。

さて、その後、「京都にいったら天下一品の本店に行きたい!」という夫のたっての希望で、一乗寺にある本店へ。高円寺店は馴染だったけど、「本店はおいしい」という噂は本当だった。もう少し時間があったので、衝動的にバスを降りて、銀閣寺へ。ここは、外国人客がひっきりなしに流れていて、すごいことになっていた。疲れちゃって、ちょっと一休みと思ったら、自家焙煎珈琲の店に出会う。豆も買って帰った。

3日目

奈良に移動する前にと、ホテルから歩いて行ける東寺(教王護国寺)に行く。ここは密教の総本山。立体曼荼羅と言って、たくさんの仏像が配置されていて、思わず見とれてしまった。京都の駅のホームでうどんを食べて奈良へ。このうどん、関西のうどんってこういうのよねと思える正しいうどんでおいしかった。

奈良では、まず、ネットで見た自家焙煎カフェへ。私たちの旅にはカフェも大切な一要素。実は、旅先にエアロプレスと粉にしたコーヒーをを持って行ってホテルでコーヒー入れていて、足りなくなると地元のコーヒー屋さんで買ったりしている。

その後、ならまちを散歩し、大和肉鶏のお店で夕食。地酒やたがらすの浩然之気も少し。美味。


4日目

奈良でのメインは、室生寺。ひなびた駅から1時間に1本のバス。「ずっと階段なので、よかったら杖を」と言われ、杖を持って上る。ほんとうにずーっと石段が続いている。ちょっと熊野みたい。ここもかなりハードだなあ。行きたいところはだいたいハードなところばかりなので仕方ない。登りながら、日常のもろもろからどんどん離れていく。昔、ここを上ったであろう古の女人に思いを馳せる。女人高野と呼ばれる訳を肌で感じる。奥の院にはやはり雪が積もっている。お堂の中には、1200年も前からここにあるという仏像たちがひっそりと立っている。時の重み、変わらぬ佇まいの暖かさ。言葉もなくただ見つめた。ああ、ここへ来たかったんだ、ここへきてよかったとしみじみ思う。

室生寺の後は長谷寺へ。こちらは祈りの回廊と呼ばれる緩やかな坂道を上る。大きな観音様と絶景が待っていた。


    

5日目

バスで西ノ京へ。薬師寺の荘厳さと、唐招提寺の渋い落ち着き。薬師寺の仏像は、スマートで独特な顔つき。比して唐招提寺の仏像は、ふくよかで、穏やかなやさしい表情。私はこっちの方が好き。

薬師寺から唐招提寺へ至る道の途中、十割蕎麦の「さか本」のお蕎麦はとても美味しくて幸せ。夕方、県立美術館に立ち寄り、「祈りの美」展を見る、東大寺の僧だった清水公照さんの泥人形がいい。平山郁夫の絵も、もっと見たかったけど時間切れ。もったいなかった。

夕食は、北町にある「ス・マガザン」でフレンチ。ここは、去年来た時、その美味しさと量とリーズナブルさに感動、絶対また来ようと思った店。パテとカリフラワーのスープ。前菜がメインみたいで、私はサーモン、夫はジャークチキンのサラダ。メインはラムのクスクス添えとポークのビール煮込み。デザートは5種の盛り合わせ。もうお腹いっぱい!!奈良へ行ったら、ぜひ行ってみてください。

6日目

今回の奈良行きのもう一つの目的である「なら仏像館」へ。去年は工事中で休館だったので。奈良国立博物館に隣接している、というか地下でつながっている。これが圧巻だった。ずらっと並んだ仏像たちは、どれも国宝、重文級。その質も、量も、圧倒的。会館と同時に入ったけど、2時間では足りなかった。新幹線ぎりぎりまで見て、隣の奈良博までは全然無理。ここは次回は丸一日かけようねと言って帰ってきた。

おまけ

帰ってきた次の日、網野まことさんのサポートギタリストで、アスモ劇場に出演。

日常が戻ってきました。

 

でもまた、旅したいと思います。

仏像にも、はまっています。

(2017年2月22日  佳)


初夏の旅~奈良から大津へ

  新緑の美しい初夏の奈良から大津を旅してきました。今回の旅の目的は、特別公開の仏像を見ることと、今まで行きたいと思ってたけどまだ行っていないところに行くこと。 順にご紹介していきましょう。 (今回の旅の目的の一つは特別公開ですが、公開される仏像はほぼすべてが撮影不可です。なので...