2022年6月25日土曜日

新しい焙煎機&アイスコーヒー

 

今年の2月、新しい焙煎機を買いました。

それから4か月、試行錯誤、実験の積み重ねをやってきましたが、だいぶ落ち着いてきました。

初めは、機械を馴らし、使い方に慣れるために、ハンドピックではじいたダメ豆をとっといたのから。いつか新しい焙煎機を買ったときのためにとっておいたのだとか。深慮遠謀ですかね。

いつもの生豆で焙煎するようになると、ちょっと浅いだのちょっと深いだのの繰り返し。それを捨てるのは忍びない、おいしいんだから。自分たちでは飲みきれないので、友人知人に飲んでもらって…、消費にご協力くださった皆様に感謝です。


この焙煎機、韓国製のカルディという商品、職人さんのハンドメイドです。うち程度の規模で一度に㎏単位で焙煎できちゃうやつだと多すぎる。日本製のは高い。いろんな条件をクリアして選ばれたのがこれです。

この焙煎機、排気のコントロールができること、温度計がついてて温度の管理ができること、パソコンとつなげてデータが取れること、この3点で格段に楽になったそう。えー排気のコントロールもなかったの?と言われそうですが、なかったんです。温度は温度計を突っ込んで計ってたし、データは人力で記録してたけど。よくやってたと思います。排気だけはどうしようもなくて、夫は排気コントロールができる焙煎機が欲しいとずーっと言っていました。

ちなみに、前の焙煎機はこちら。
「珈琲道楽」という日本製。千葉駅の近くの「豆NAKANO」という自家焙煎コーヒー屋さんがこれを使っています。焙煎できる量が少ないのだけれど、がんばってやっています。

2017年に買ったから5年使ったことになります。税金の1/3減価償却も終わりました。お疲れ様でした。

焙煎機と一緒に、チャフコレクターなるものを買いました。この焙煎機専用。チャフというのはコーヒー豆の薄皮みたいなもの、それを飛ばしつつ冷却するという装置(これで排気のコントロールもできるらしい)。結構優れモノ。これを取り付けると、なんか大層な機械みたいになりました。セッティングも夫のDIY。設置してるときはなんだか楽しそうでした。
焙煎機カルディ、現在は快調に作動中。データ大好きな夫は嬉々として焙煎に邁進中。

さて、アイスコーヒーの話。

先日今年初の水出しコーヒーの注文がありました。(通年購入を除いての初)

これ、濃さの違いが判りますか?
左側が炎の雫で販売している水出しコーヒーパックで淹れたもの、右側はIwakiのウォータードリップサーバーで淹れたものです。


炎の雫の水出しコーヒーパック。
販売している50gのパックを700㏄の水で。この写真はパックを入れてから1時間後の状態です。
冷蔵庫で一晩おくと、すっきりしたおいしいアイスコーヒーが出来上がりますこれはそのまま飲むのが絶対おススメ。
コツは、最初に40~50㏄の水でパックを湿らせてへらなどで押すことと、パックを浮かせておくこと。沈めちゃうと対流が起こらず、抽出が滞ります。コーヒー苦手という方も、お試しください。

アイスコーヒー3種。
Iwakiのドリッパーはこれ。点滴のようにちょっとずつ水が落ちるようになっています。説明書通りに作ると40gに450㏄の水。3時間ほどかかります。こっちは濃い!アイスカフェオレにするとおいしい。
もう一つが松屋式でドリップしたアイスコーヒー。50gで300ccドリップして原液で保存、飲むときに冷水で倍に割る。ちょうど前の2つの間の感じ。松屋式だからすっきり感はあるし、Iwakiほど濃くなく、ストレートでもシロップやミルク入れてもいい。

今年の夏は暑そう。ラニーニャだとか。記録的な猛暑になるかもなんていうありがたくない話も出ています。
ネットショップでやたらと水出しパックが売れて、局所的にブームなんて言ってたのは、去年だっけ?一昨年だっけ?まだ6月、梅雨だというのに、真夏のような陽射し。私は日常のコーヒーはアイスになりました。3種類のアイスを作り分け、飲み分けてこの夏を過ごそうと思います。体調に気をつけて、長い夏に向かっていきましょう。(2022年6月25日 佳)



新生・炎の雫

「炎の雫」新しくなりました。 東ティモールコーヒーから自家焙煎コーヒーへ。コーヒーの銘柄を増やして、カフェでも飲めるし、豆の販売でもご購入いただけるようになりました。 ラインナップに加わったのは、タンザニア・コロンビア・メキシコ・グァテマラ・エチオピアシダモの5種類。 また、焙煎...