2017年10月16日月曜日

この秋、植物の不思議

 暑くなったり寒くなったり、半袖?長袖?、お昼はそうめん?それともあったかいお蕎麦にする?なんて、目まぐるしく変わるお天気に振り回されています。でも、振り回されているのは人間ばかりではないようです。

 

2度目のアジサイの花が咲いています。一度咲いて、枯れて、お化けのようになった花も葉っぱも切りました。なのに、なんだかまた葉っぱが増えてきたみたいと思っていたら、その陰に色のない花が…ほんとは花じゃなくて顎だそうですが…そのうち色がだんだん赤くなってきて、濃いピンク色になりました。一度目の花は、青紫っぽかったので、色も全然違います。梅雨ならぬ秋の長雨に濡れて、一段と色鮮やかになっています。不思議です。

 

ミニトマトは、いまだに花が咲いています。さすがに実はあまりつかなくなって、実がなってもとっても小さい。でも甘い。もともと、甘くておいしい種類で、もう何か月も採れ続けています。茎の下の方は黄色く枯れているのに、上の方は緑で元気な葉っぱと黄色い花が咲いてるなんて、不思議です。

 

さて、枝豆の季節は夏ですよね、もうとっくに終わりと思っていたら、先週、近くの畑のおじいさんのところに枝豆がありました。え~こんな時期に、と思いながら、袋いっぱいに詰め込まれた、市販の量の3~4倍はあろうかという枝豆を200円で買ってきました。もう3回食べたけど、まだあります。やっぱり、ぺったんこで実が育っていないものも混じっているけど、ぷっくりしているのはおいしい!実は、今年、おじいさんの枝豆を楽しみにしていたら、「今年はダメだぁ」ということで、ほとんど食べられなかったので、こんな時期に枝豆が食べられてうれしいです。でも、去年も一昨年も、10月に枝豆はなかったと思うので、不思議です。

 

不思議と言えば、オクラ。けっこう大きめで白っぽい地味な花が咲いて、その後、茎から生えるみたいに上向いてなるんですね。知ってる人には全然不思議じゃないと思うけど、私には不思議な光景でした。

 

去年はまったく実がならなかった柿ですが、今年は1本の木だけ、たくさん実がなりました。一昨年は3本とも実がなって、そのうちの甘いけど渋い柿を食べちゃったりしたのだけれど。まず、3本のうち1本しか実がならないのが不思議。一年置きというけど、他の2本はどうなってるの?そして、モット不思議なのは、種無しになっていること。一昨年は完全に種があったのに、今年の柿は、まったく種がありません。剥いて切って干す、スライス干し柿を作ったのですが、なん十個かやって、種は2つだったかな。勝手に種なしになるなんて、あり? 不思議です。

 

それから、松の紅葉。玄関先の松の木の葉っぱの先が茶色くなって、なんだか紅葉してるみたいできれい。なんて言ってたら、実はこれ、松くい虫にやられたみたい。専門家に相談したら、伐採したほうがいいかもと言われてしまいました。聞けば、九十九里一帯で被害が出ているとか。のんきなこと言ってる場合じゃなかった、対処しなくちゃ。

 

都会に暮らしていると、夏は夏、秋は秋、そんなふうにしか思わないけど、今年と去年とこんなに違うなんて、初めて気が付きました。当たり前だけど、同じ時なんて、二度とないのですね。

 

告知です。

 

10月29日の日曜日、「カンタ!ティモール」の上映会をやります。午後130上映開始。今回は、映画にも登場する南風島渉さんが来てくださって、上映後にお話を聞くことができます。南風島さんは、独立闘争時代のティモールで、ゲリラのキャンプを取材したりし、ティモールの歴史を見てきた方、めったに聞けないお話が聞けると思います。どうぞご参加ください。(10月16日 佳)

 


新生・炎の雫

「炎の雫」新しくなりました。 東ティモールコーヒーから自家焙煎コーヒーへ。コーヒーの銘柄を増やして、カフェでも飲めるし、豆の販売でもご購入いただけるようになりました。 ラインナップに加わったのは、タンザニア・コロンビア・メキシコ・グァテマラ・エチオピアシダモの5種類。 また、焙煎...