収穫と言えばもう一つ、静岡の天竜で収穫された椎茸が大量に届いた。これは、私の弟夫婦が作ったもの。弟は今まで、お茶をやりながら林業をやっていたが、この夏林業の会社を辞めて、椎茸を作り始めた。そして秋の実りの収穫、大きな段ボールいっぱいの椎茸が届いたのだ。このところの暖かさで一気に開いちゃったのだとか、まあるい形の良い椎茸ではない。どうしよう、こんなに大量の椎茸。まずは焼いて食べる。おいしい!いっぱい食べたけど、全然減らない。ご近所の方達にもらっていただいてもまだ半分にもならない。冷凍してもいいとおしえてもらったので、イシヅキを取って冷凍し、柿に引き続き、干し籠を使って干すことにした。今日はやっとお天気がいいので、朝から椎茸干し。籠に入りきらない分は、廊下で新聞紙に広げて干している。なんだか、そこはかとなく椎茸の香りが漂う。
さて、キュウリの実りに気を良くした私たちは、コメリでいくつかの苗を買ってみた。白菜とカリフラワー。微妙なものをと言われたけど、そうかな、私は好きな野菜だけれど。それから、おじいさんの畑のところで売っていたブロッコリーの苗と、ごじゃ箱で買った分葱。おじいさんが肥料もくれたので、今度は水+肥料をちょっと。でもやっぱり植えっぱなし。なのに、だんだん育ち、白菜とレタスはなんだか真ん中が丸まってきた。そして、カリフラワーの葉の中央に、白い小さな希望が現れた。ほんの小さなカリフラワーの赤ちゃん、なんと可愛いの、こんなふうにできてくるんだと感動。ブロッコリーはまだ葉っぱだけだけど、分葱は時々ちぎってきて使っている。白菜とレタスも、らしくなってきた。希望の野菜たち。どのくらいになったら食べるべきなのか、悩ましいけど楽しい日々だ。田舎暮らしっぽいかな。 (11月21日 佳)