2017年9月14日木曜日

上総十二社祭り

 

昨日9月13日はここら辺のお祭りでした。

ちょうど店の定休日だったので、3度目の9月にして、初めてのお祭り体験。

 

上総十二社祭りは、千二百年の歴史のある由緒正しいお祭り。房総最古の浜降り神事と呼ばれているそう。玉崎神社の祭神玉依姫の命の一族が房総半島に上陸したゆかりの地・釣ケ崎海岸で再開す露ことに始まったとされています。一ノ宮、いすみ、睦沢、茂原、長生から神輿が集まります。ここらの神社はたまさき神社だらけです。(玉崎と、玉前の漢字の違いはありますが)

 

前日の荒れた天気と打って変わって、ものすごーくいいお天気で暑い!

ちょっと早めに行くと、海岸に入っていく道沿いにで店が並んでいます。たこ焼き、から揚げ、焼きそば、ぽてと、綿あめにかき氷。定番ですね。まだ人はそんなに多くない。自転車を止めて、苺氷というかき氷とたこ焼きを買いました。苺氷は、氷と一緒に凍ったイチゴを砕いて甘いミルクをかけたもの、いちごみるくという飴がありますが、その味。おいいし~い。さすが一ノ宮。

 

しばらくすると、海岸を白装束の子供たちが三々五々にやってくる。走ったり、途中で記念撮影したり。カメラを持った人がやたら多い。そのうち、一ノ宮方面から海岸沿いをお神輿がやってくる。反対側、太東海岸の方からもお神輿が、これがうちの地区の方からのお神輿かな。お神輿は、海岸に着くと鳥居をくぐって一旦上に上がり、また降りて来て波打ち際へ、ちょっと海に入ったみたい。

 

 

お神輿がまた上がっていった後も、みんなが一ノ宮方面を見ている、なんでかなと思っていたら、馬が海岸を駆けてきた。先頭の馬は誰も乗せず、若者が付いて走っている。黒い馬、わぁきれい!続いて子供をのせた馬、男の子、女の子、それから白装束の男の人、神職?それともお公家さん?、最後は武士の装束をまとった男性。馬は全部で7頭、黒、白、茶、グレー、波打ち際を駆ける馬、素敵でした!!

 

上の神輿だまりでは、お神輿の一斉差し上げ。なかなか勇壮です。その後、ずらりと並んだお神輿の下を人々が列を作ってくぐり抜ける、へぇ、こんなことやるんだ。最後は、お神輿が一基ずつ、鳥居をくぐって走り抜ける。お神輿は男の人しか担げないけど、このときはお神輿に付けた紐をもって、女子供も走っていく。

鳥居を抜けた後はまた戻ってきて、休憩、出店で買って飲んだり食べたりしてました。なるほど、出店にとってのお客さんは、見に来た人じゃなくて参加してる人なのね。

 

なかなか面白かったです。ただ、行事と行事の間がなんとなくズリズリしてる 、もうちょっとバッシッと決まっている感じがあるともっと良いのだけれど。見せるためのお祭りじゃないんだなあと思いました。

 

ちなみに、うちの集落・椎木の玉前神社のお神輿は、釣ケ崎海岸から椎木宿を経て、太東の駅前に午後7時半過ぎに到着。そこでちょっと休憩して、玉前神社に戻ったのはたぶん9時ころ。終了を知らせる音花火がなってました。あれって、どこで誰が打ち上げてるのかな。お神輿の人たちには、長い一日だったことでしょう、でもそれが楽しいのでしょうね。

 

 

このお祭りでは、海にはほとんど入ってないけど、大原のはだか祭りには「汐ふみ」という神事があって、もっと派手に海に入るらしい。見たいなあと思いつつ、今年は9月23日、営業日なので無理。来年行けたら行きましょう。(9月14日 佳)


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