2022年4月29日金曜日

4月はイベント2つ

太東 FLEA MARKET

4月24日(日)、太東駅近くのフリマに出店しました。

6年半もお店やってて初めての屋外出店。まあ、車のない私たちなので、当然なんですけれど…。会場は徒歩5分のところ、自転車とカートで荷物運べるかな、何とかなるとやってみることにしました。実際は、雨の予報もあって、友達が車で荷物を運んでくれました。


一度外でコーヒー淹れてみようと、カフェがお休みのある日、実験してみました。うちのコーヒーは松屋式、雑味が出ないように濃い目に淹れたコーヒーをお湯で薄める方法なので、電気で沸かすポットと、もう一つIHヒーターを用意して、珈琲4杯分淹れてそれを保温ポットに入れ、IHでお湯をキープしておく方法にたどり着きました。

看板も作らなくっちゃ、とコメリでボード買ってきて書きました。いつも使っている木の重たーい看板を持っていこうという案もありましたが、大変だからやめようとなって。ついでにメニューも作りました。この作業、前日にやりました。コーヒーの準備もあって、バタバタでした。


今回お声をかけてくれたときわぎ工舎さん。カーポートの屋根の下、炎の雫の隣で出店。ときわぎ工舎は睦沢にあるパン屋さん、障害を持つ人たちも働いています。この日は、睦沢産の小麦を使ったクッキーやラスク、ジャムなどの出品。
その他、ときわぎ製品ではないけど、ドライフラワーやガラス製品、イラストやポストカードなども置かれていました。


こちらは、一宮から来たピアス屋さん。ビーズでオリジナルのハンドメイドピアスを作っています。素敵です。かつ、お財布にやさしいお値段。覗いてみたら、いいなあと思うのがあって、でも私はピアス開けてないから、って言ったら、金具取り換えてイヤリングにしますよ、というので買っちゃいました。取り換え料も無料でした。アクセサリー買ったの、久しぶりです。
何だかうれしい。
オーガニック野菜のいすみやさん。
このお店は、ついこの前まで、椎木商店街の酒屋さんにあり、今は長者町にあります。干し菊芋という珍しいものの試食させてもらい、それとかぶを買いました。
端っこで、不用品のリサイクルも。お椀とかコップとか置いて「ただでどうぞ」ですって!

オンシーズン、白子の新玉ねぎ。
トラックに乗せたまま、豪快に売ってました。
10㎏1500円、5㎏800円。
5㎏でも多いので、友達と半分こしました。


この他にも、主催者の太東インフォメーションラウンジ・Lighthouseさんが、屋内でソフトクリームやワッフルを、いすみのサーフィン協会関係でTシャツやタオルなどもありました。お天気が今一で、朝から雨の予報だったので、焼きそばやさんが出店予定だったけど取りやめになり、前回(昨年12月)の時のような衣類や雑貨品のフリマ的出品もなかったけれど、ぽつぽつと人が来て、のんびりとお話したりできたし、お天気も何とかもって、本降りになったのは午後2時過ぎでした。
とても楽しかったです、いい経験をさせていただきました。


上映会

その1週間前、4月16、17日には、
ドキュメンタリー映画「わたしの、終わらない旅」の上映会をやりました。

坂田雅子監督作品。2014年。

2011年、福島第一原発事故の後、亡き母が遺した反原発運動の記録をまとめた「聞いてください」を手に、核エネルギーの歴史をたどる旅に出た坂田監督。フランスの核再処理施設、米国の大規模核実験が繰り返し行われたマーシャル諸島、旧ソ連による核実験で汚染されたカザフスタンの大地、その周辺で核に翻弄され続ける人々を訪ねる旅。

核開発競争、核実験、ビキニ、福竜丸…漠然と言葉だけしか知らなかったことが整理できました。
マーシャル諸島周辺での米国の核実験は62回も繰り返され、人々はいまだに故郷の島には帰れない。奇形の魚が見つかったり、自らの甲羅を食べる習性のあるヤシガニは放射能を体内に蓄積し続けている。それでも、その地に生きる人々はたまには食べてもいいと言われている、今まで特に問題はなかった、と言う。カザフスタンでのソ連の核実験は400回を超える。大地は汚染され、人々は、若くして死んだり障害を持つ人が増えているという。フランスの原発ジプシーと呼ばれる除染作業の従事者は、原発を誘致し、そこで働く人がやがては死んでゆくということがわかっていてその電気を使うのか?と問いかける。福竜丸の乗組員は、米国から原発を導入するために示談が行われ、それは殆ど知らされていなかった、もしあの時実態が知らされていれば、今とは違う状況になっていたのではないかという。

プルトニウムの半減期は2万4千年、ウラン235の半減期は7億年、ウラン238に至っては45億年!人間の手に負えるものではありません。それなのに、今でも抑止力という名目で核開発は続けられ、核実験も行われる。今回の戦争で、脱ロシアエネルギーという観点から、ヨーロッパでは再び原発へという流れも出てきています。イギリスは原発の新設を決めたとか。日本でもそういう主張が出始めています。どうしてそうなっちゃうんでしょう??
坂田監督は、「わたしの、終わらない旅」の続編として、原発全廃を決めたドイツの脱原発への市民運動を追った「モルゲン、明日」という映画を2018年に作っています。ところが、そのドイツでも、2022年末までに原発全廃に対する見直し論が出ているようです。
どうなっていくのでしょうか?

いろいろ考えさせられる映画です。映画の元になった、坂田静子さんの「聞いてください」を購入した友人によると、一言一言胸に沁みる本だとのこと。私も購入しましたが、フリマ騒動でまだ読んでいません。これからじっくり読みたいと思います。
(2022年4月29日 佳)















新生・炎の雫

「炎の雫」新しくなりました。 東ティモールコーヒーから自家焙煎コーヒーへ。コーヒーの銘柄を増やして、カフェでも飲めるし、豆の販売でもご購入いただけるようになりました。 ラインナップに加わったのは、タンザニア・コロンビア・メキシコ・グァテマラ・エチオピアシダモの5種類。 また、焙煎...