2019年6月15日土曜日

梅しごと

梅雨に入って一週間、今日は大雨とのこと、なんだか激しいお天気続きです。

先週、つゆに入る直前に、梅しごとしました。

 

今年は庭の梅がたくさん生りました。3年ぶりの豊作です。引っ越した年はそれどころじゃなくて、次の年結構梅の実が生って、買わなくていいんだ、ラッキーと梅を漬けたのを覚えています。それから2年はほとんど穫れなくて、去年は産直のお店で買った覚えがあります。

 

ところが今年は、早いうちから、実がいっぱいなってるのを確認。もうすぐ梅雨だからなんとかしなくっちゃ、と思って、先週のお休みの時、えいやっと収穫しました。大きい脚立を立てて、実を探すと、あるある、いっぱい。

2日がかりで2本の木から梅を収穫、全部で3キロちょっと。なあんにもせずにほっといたのですから、立派な成果です。まだ小さい実は少し残して、ついでに伸びすぎた枝とか切って、こんな時期に切っちゃいけないかしら、でもこれからまだまだのびちゃいそうだから切っとこうか、なんて話しながら作業しました。

 

梅の実はざっと洗って、一晩水煮つけておきます。

梅酒と梅ジュースと、梅サワーも作ろうかなんて考えます。

 

 

次の日、今日は漬けるよ、と気合を入れて、朝から梅しごと本番。

梅は水を切ってちょっと乾かしておきます。

 

さて、ここで気が付きました。まずやらなくちゃならないのは、瓶を空けること、つまりほっぽっといた梅酒を出すこと。一番大きい瓶にはまだ梅酒が入っているので、それを出して、他の瓶に移し替えます。201665日庭と書いた梅酒でした。ものすごくきれいな梅酒になっていて、思わず味見しちゃいました。美味です。

 

空き瓶を熱湯消毒。雑用で結構時間取られます。

もっとめんどくさいのがヘタトリでした。梅の実のヘタを竹串で取り、ふきながら氷砂糖と交互に瓶に入れていきます。3種類全部やって、この際だからと、取り出した2016年の梅酒の梅をジャムにしました。午前中いっぱいかかりました。ふぅ~。でも充実感あり。

 

今まで梅酒は、ホワイトリカーの他、ブランデーとかラムとかウイスキーもいろいろやって、甘さも変えてみたりしたけど、今年はオーソドックスな梅酒にしました。梅ジュースの方は、ちょっとだけお酢を入れ、お砂糖は三種類の混合、氷砂糖と白砂糖ときび砂糖を使いました。梅サワーはお酒の代わりに全量をお酢で、りんご酢と穀物酢のブレンドに氷砂糖と白砂糖、どうなるかな。梅酒以外は12か月したら飲めるので、夏のお楽しみですね。梅酒は数年後、ちなみにまだ去年の梅酒は床下にあるし、実は引っ越しの時に抱えてきた2010年の梅酒もあります。来年まで置いとくと10年物になるからと取ってあります。今年の梅酒はいつ飲むのかなあ、なんて考えると、梅しごともロマンがありますね。

 

最近、暑い日には梅酒のソーダ割り(薄いの)をよく飲みます。爽やかで、梅酒だから体にもいいか、なんて言い訳しながら。実は梅酒はお湯割でもいけます。寒いときはお湯割で、なんだ一年中飲んでるんだと再認識。ま、いいかな。梅ジュースはお店でも出していて、好評です。梅酒もメニューには載せてるけど、アルコール飲む方はなかなかいないので、評判はなしです。

 

 

今年、梅の他にも豊作だったものが、スナップエンドウときぬさやでした。

コメリで買ってきた苗がぐんぐん伸び、私の背丈ぐらいまでもしゃもしゃ繁り、白い花が咲き、実ができる。同じような2つですが、実がぷっくりしてくるのがスナップエンドウで、平べったいまま大きくなるのがきぬさや。

 

一時期はどんどん穫れて、上映会の打ち上げの時にゆでて食べていただいたり、 知り合いにさしあげたりもしました。さすがにもう終わりましたが、2か月くらいは楽しめました。その代り、空豆が全然だめで、実はできても黒くなって終了。同じマメ科なのに、自然って不思議ですね。

 

そういえば、今年は暑いだの寒いだの言ってはいても、梅の実の収穫時期はほとんど同じ、そういうものなんだと思いました。誰かがコントロールしているのでしょうか、不思議ですねぇ。

 

最後に、519日の東京・幡ヶ谷36°5での「カンタ!ティモール」の出張上映会のご報告を少しだけ。

映画の上映が1630から。上映後のミニコンサートは19:00から。水野裕志(うちの息子です)とほりちえさんが1曲ずつ、二人ともカンタティモール2回目、映画のイメージから曲を選んで、思いのこもった歌でした。その後水野たかしが7曲、いつもより長丁場でしたが、良い企画でした。

 

この企画、店長がうちの息子で、オーナーは高円寺の時、江口さんが来てくれた上映会で昼夜続けて見ていった人だということもありますが、スタッフにカンタティモールの上映会でカレー屋さんを出店したことがある方がいて、ぜひ上映会をと言ってくれたそうです。人の縁はいろんなところでつながっているのですね。彼女の作ったゆかカレー、とても美味しかったです。

もちろん、外房での上映会と同様、炎の雫の東ティモールのコーヒーとハーブティーを飲んでいただき、CDや本などのグッズ、ティモールコーヒーの販売も。多くの方が買ってくださり、アックス募金もたくさん集まりました。ほんとうに感謝です。

 

この日は、いつもの上映会と違って、カンタティモールを見るのが初めての方がほとんど。まったく知らなかった、ショックだった、心を動かされた、なんていい映画なの、ぜひまた見たい、‥などの感想をいただきました。

ありがとうございました!(615日 佳)

 

 

新生・炎の雫

「炎の雫」新しくなりました。 東ティモールコーヒーから自家焙煎コーヒーへ。コーヒーの銘柄を増やして、カフェでも飲めるし、豆の販売でもご購入いただけるようになりました。 ラインナップに加わったのは、タンザニア・コロンビア・メキシコ・グァテマラ・エチオピアシダモの5種類。 また、焙煎...