彼らが小さな時からの写真をスライドで写したり、他の作業所の人たちがお祝いのフラダンスを踊ってくれたり、仲間たちが歌を歌ってくれたりと、楽しいプログラムがいっぱいでした。フラダンスを踊ってくれた中にも、ごはんの会のメンバーがいてびっくり。私は、彼らとは小学校の高学年または中学生になった時からのお付き合いなので、感慨深いものがありました。
少しずつできることを増やしながら、ゆっくりと成長してきた彼らが、これからも、楽しく働き、暮らしていけるようにと心から願っています。その一つとして、「ごはんの会」も続けていきたいなと思います。(ここで、ごはんの会って何だろうと思っている方のために解説。ごはんの会は私が以前働いていた、障害児の放課後クラブを卒業し社会人となった若者たちと、それに関わっていた大人たちが集まって、一緒にごはんを作って食べる昼食会です。炎の雫のスペースを貸し切り状態にし、みんなでワイワイやっています。知的障害を持つ彼らをサポートする大人たちはボランティアです。ごはんを食べた後は、絵本と手話の歌、時には工作をしたり、彼らが中高生だったころのように活動しています。)
この日は、土日には来られずまだ「カンタ!ティモール」を見ていないうちの長男や知人たちが集まりました。
いつも上映後、私が少し話し、最後に主題歌とも言える「星降る島」をみんなで歌っているのですが、夫にギター弾けそう?と聞くと、大丈夫だろうというのでやってみました。結果はOK、一安心。
20代から60代までの世代の違う人たちが、いろいろ話し合うことができていい上映会になりました。
これが復帰の第一歩。
そして、8日から、午後1時から5時までの短い時間ですがお店を開けることにしました。
少しずつ、ゆっくりとペースを戻していこうと話しています。
名付けて「イデアの雫」。“支え合い”をテーマに、人と出会い、話を聞く会ということで、様々な場で誰かを支える活動をしている方のお話を聞き、繋がりを考えていこうという会です。私が児童館で知り合った仲間たちと一緒に始めようということになったもので、1~2か月に1回不定期開催。
第1回は1月29日木曜19:00から、西方郁子さん・松本麻里さんによる「支え合いを目指す人たち~西方さん・松本さんの訪問記」、第2回は2月24日、槇直子さん「子供が主役の放課後教室」、第3回は3月20日、関本保孝さん「夜間中学校~多様な国籍・年齢のせいとが集い、学ぶ場」です。興味のある方はご連絡ください。
日常生活はというと、生活のペースも、少しずつできてきました。
だしの話。
減塩したからって直ぐに血圧が下がるわけじゃない、こっちも少しずつ、下がっていけばいいと思いながら、ゆっくりと続けていくしかないと思います。
こんな感じで暮らしています。