2016年10月27日木曜日

かぼす

 

あっという間に10月も終わりですね。
なんだか、寒くなったり、暑くなったり、安定しない気候です。
 
この秋は、「実りの秋」とは言えませんでした。
まず、8月の半ばからの台風続きで、野菜がほとんど枯れてしまったり、葉っぱや実が落ちてしまったり。
毎週のように台風が来て、雨も多くて、日照がない。こんなんじゃ植物は育ちませんよね。
どこに行っても、野菜がない! 高い! おまけに、九州や北海道でも地震や大雨で、ホントに大変。ジャガイモや玉ねぎすら入らなくなったみたいです。こんな時は、生協が助かります。欠品はあっても、値段が高くならないから。

さて、、去年は柿がいっぱいなって、干したり、親戚に送ったり、いろいろしましたが、今年はまったくなりません。

見事なくらい、全然なし。柿は1年おきとはよく言ったもの。キウイもいっぱいとれたのですが、こちらも7~8個なっているだけ。果物一般そうなのかも、とおもいつつ、来年に期待しましょう。

その代り、今年はかぼす(?)がものすご~~くなりました。たぶん、かぼす、すだちでもゆずでもないと思います。

これ、どうしようかな、と思っていたのだけれど、まず、いくつか取って絞ってみました。酸っぱいけどジューシーでおいしい、ちょっと甘味はあるかな。ということで、ケーキに入れてみました。レモンのケーキがあるのだから、いいかなと。これが結構いい感じ。遠くの方で酸っぱさが香る。

でも、そんなもんじゃ、全然使いきれないので、えいやーと、絞ってポン酢にすることにしました。とある朝、ざる2つ分のかぼすをとって決行! レモンを絞るお皿で絞りましたが、小さくて種が多いので大変。手はべとべと、直ぐに種がたまるし、果汁はちょっとしか取れない。でも、頑張りました。2時間ほど絞り続けて、600ccの果汁がたまりました!! 瓶1本分です。これに10%のお酢とお塩をちょっとだけ(減塩なのでほんの少し)混ぜて冷蔵庫で保存。しばらくもつようです。考えてみれば、うちの夫は味ポンが嫌いで、黄色いポン酢を探して買っていたのだけれど、これでそんな必要はなくなりました。天然の果汁がいいに決まってます。お鍋するのが楽しみです。

 

それでも、まだまだ、木になってます。どうしましょう?黄色くなる前にまた絞ろうかな、それとも、黄色くなってからジャムでも作ろうかな、と考え中。それにしても、これも1年おきかしら?去年はなかったような…それとも気づかなかったのか…来年もなるといいなあ。


今さらですが、10月の初めに、青森に行ってきました。五能線に乗って絶景を見たり、十二湖の神秘的な色とブナの自然林を歩いたり、三内丸山遺跡で古代に思いをはせたり、県立美術館で青森出身の棟方志功や奈良美智や寺山修二のアートに触れたり、いろいろあったのですが、中でも印象的だったのは、五所川原の立佞武多。青森でもねぶたを見たけど、立佞武多は凄い迫力。なんだか惹きつけられるものがありました。ずっと途絶えていたものを復活させ、ねぶたの通るところは電線を地下に埋めて街づくりからやり、その年年の厄災や社会状況に思いをはせながら、それを鎮めようと願いを込めて作る、ねぶたを作る人たちの心意気、哲学に惹かれるものがあるのかもしれません。立佞武多が実際に出動する祭りを見てみたいものだと思いました。


 さて、今度の日曜日、10月30日は、久しぶりの「カンタ!ティモール」の上映会です。14:00と18:30の2回やります。無謀かなと思いつつ、一人でも多くの方に見に来ていただければと思います。よろしくお願いします。

 (10月27日 佳)


新生・炎の雫

「炎の雫」新しくなりました。 東ティモールコーヒーから自家焙煎コーヒーへ。コーヒーの銘柄を増やして、カフェでも飲めるし、豆の販売でもご購入いただけるようになりました。 ラインナップに加わったのは、タンザニア・コロンビア・メキシコ・グァテマラ・エチオピアシダモの5種類。 また、焙煎...