12月7日、島根県邑智郡川本町という人口3000人の小さな町で、「カンタ!ティモール」の上映会とミニコンサートをやりました。
主催者の神吉絵さんは3年ほど前に家族で川本町に移住、この春デザイン事務所を起ち上げました。彼が東京に住んでいたころ、息子を通して知り合いました。私は彼の大ファンになり、ライブを聞きに行ったり、高円寺の店でライブやってもらったり、水野たかしとツアーに行ったり、長い関わりです。炎の雫の看板やロゴマークのデザインをしてくれた人でもあり、今回の水野のアルバム「Sprit」のCDデザインもやってくれました。
彼には保育園に通う4歳の娘さんがいて、そのお友達のお父さんやお母さんも上映会に来てくれて、神吉さんの奥様が、子ども部屋で5人の子供たちを遊ばせてくれて、初の保育付き上映会となりました。
ライブの後、私がちょっと話し、休憩後ミニコンサートとの流れでした。休憩中には、CDや本、コーヒー、ハーブティーを買ってくださる方がたくさん。募金してくださる方も多数。ライブ終了後も話しかけてくださる方が何人もいて、こんなにいい上映会ができるなんて思ってもいませんでした。
翌日、隣町の小さなカフェで、“水野たかしとカンキカイ"というライブを企画してくれました。
お寺の隣にあり、ウッドベースやピアノもあってとてもいい雰囲気、マスターはお寺の住職で、かなり個性的な方。初対面なのに話が盛り上がりました。CDジャケットの絵をすごくいい!と言ってくださったのも嬉しかったです。
ライブについて、多くは語りますまい、久しぶりに聞いたカンキカイの歌に心が震えました。
せっかく島根に行ったのだから、出雲大社に行かなくちゃ、と出雲大社に行きました。イズモタイシャではなくて、イズモオオヤシロだそう。お昼ごろに出雲大社前駅に着いて、ならばお昼は出雲そば。これがめちゃくちゃおいしかった!お蕎麦の追加してしまいました。
神有月の後の出雲大社の静謐、魅力的な大きな木々たち、何とも現代的なオブジェが境内にいろいろ、それらは妙にマッチしていて違和感が全然ない。不思議な感じです。パワースポットと呼ばれるところも多々あるらしく、小さな社の後の岩を触ったり、木の根っこを触ったりしている人も、真似して触ってきちゃいました。
夕方までのんびりと出雲大社を満喫しました。
出雲で一泊して、特急やくもで倉敷に向かいました。この際だからぜひ行きたい、もう一つは大原美術館。
ずーっと行きたいと思っていて、なかなか行けなくて、念願でした。
倉敷にもお昼ごろついて、今日のお昼は倉敷ラーメン。煮干し出汁のラーメン、美味しかった!!そういえば、高円寺でも時々太陽の煮干しラーメン食べたな、好きだったなあ、と思い出しました。
倉敷の美観地区、ただの観光地?と思っていたけど、とんでもなくステキなところでした。また行こうと思う場所になりました。そして大原美術館、こちらも多くは語りませんが、素晴らしかったです!!
大原美術館は本館と分館と工芸・東洋館があって、それぞれ1回ずつ入場できる(チケットは当日のみ有効ではない)ので、この日の午後と翌日の午前中に分けて鑑賞してきました。いいシステムですよね。行ったことのない方は、ぜひ一度お出かけください。
お土産にきび団子、大好きな絵本作家・五味太郎さんのパッケージです、思わず買っちゃいました。
これで今年の予定はすべて終わりました。2019年、特に後半は忙しかったけど、いろんなところに行って、たくさんの出会いがあって、CD もできたし、コーラスと手話もずいぶんやらせてもらったし、上映会もやって、コーヒーもたくさんご注文いただいたし、東ティモールのコーヒーを知ってもらうことにも少しは寄与できたかなと思います。
充実した年でした。ありがとうございました!
炎の雫、カフェは年内12月29日(日)まで、新年は1月10日(金)から営業します。
(2019年12月23日 佳)