2016年6月1日水曜日

手作りの看板と塀に絵を描く

 

4月に強風で倒れて落ちたフェンスをどうしようと、いろいろ考えた結果、自分たちで作ることにしました。

最初は、プロに頼んでついでに看板もちゃんと作ろう、なんて話も出たけれど、何度か話すうちに、たいそうな看板はいらない、ひっそりと小さな看板がいいなと思うようになりました。フェンスも、一応何にもないのはね、なんか建てたいね、ちょうどフェンスの内側にアイビーが生えているので、アイビー絡ませちゃおう、そのための枠があればいいね、というふうになって、ならば手作りでという結論に。先週から今週にかけて、実行。
フェンスは竹で作ろうかと思っていたのですが、ちょうどそのころ、朝のお散歩で、庭の手入れでお世話になったガーデニングの専門家U氏にばったり会い、アドバイスをもらうことができました。 竹は5年くらいしかもたないから鉄筋でいいんじゃない? と言われ、なるほど、そうか、それならコメリで材料は揃うし、いいかも。まずはフェンスが立っていた穴をほじくって、そこに鉄筋を突っ込み、セメントで固定。 それをリーフグリーンで塗りました。
久しぶりのペンキ塗り、去年の夏を思い出します。 楽しくなってきた! ついでに、残っているフェンスの色褪せたところも塗っちゃおう、S字の形のところをグリーンに塗りました。
一部だけ塗ったら違和感があるかなと思いながら塗っちゃったのですが、これが全然OK。 不思議だけど、なんか馴染んでいるみたい。

ついでに、塀のブロックの汚くなってるところも塗ろうか、という気になり、それもやっちゃうことにします。

赤っぽいレンガのうち、黒くなっているところを薄いピンクで塗ります。 これは結構やりにくい。 ペンキ屋さんというよりは、左官屋さんの気分。 ま、適当でいいか、とどんどん塗りました。 塗ってみたら、今度は、ここに絵を描いちゃおうかなと思ってしまい、また例の炎の雫マークをアトランダムに散らしてみました。 私が塀に絵を描いていると、通り過ぎるご近所の方達が、いろいろ声をかけていきます。 みんな変な人だと思っているんだろうなと思いながら、私は「遊んでいるんですよ」と答えます。 それにしても、自分の家っていいですね、何をしてもいいんだから。 本当に楽しめます。

フェンスが落ちたからこそ、再びこんな楽しい思いができたのかと思うと、災い転じて福となすとも、言えますね。

さて、看板作り。

さりげないシンプルな物をと考えました。 結局木の小さな看板にすることにしました。 ちょっと可愛くおうちの形にして、そこに何かの告知を貼っても雨の時に少しは濡れないように屋根を付けて、できれば道標みたいに立てたいと、いろいろ私が注文を出し、え~と言いながら夫が作ってくれました。

私はそこに絵を描きました。飛び散った水と炎をイメージした炎の雫のトレードマークを、ここでは丁寧に描き、それからレコードと本とギターと… 炎の雫を表すものたちを描きました。

すっごく楽しかった!! 板を棒に取り付け、フェンスの穴に埋め込み、ニスを塗って夫が仕上げました。

今日、一応完成しました。う~ん、なかなかいい感じと、自画自賛している私達です。

ところで、その前の週のお話を少し。

お店をお休みして、「東ティモールフェスタ」と「カンタ!フェスタ」に行ってきました。
21日の土曜日が上智大学で東ティモールフェスタ。 東ティモールを支援している人たちが集まり、物品の販売や飲食、シンポジウムやライブと盛りだくさん。 私たちがお店で出しているティモールコーヒーを扱うNPO・パルシックが今回のフェスタの中心。 コーヒーを始め、ティモールの食べ物や小物がいろいろあって楽しい。 フェアトレードコーヒーの飲み比べ、ハーブのケーキや酸っぱいミカンのジュースもおいしい。 伝統織物タイスのお財布やティモール島のマグネットも買いました。 シンポジウムのテーマは、フェアトレード、保険と医療、教育の3つ。 それぞれに関わっている団体のお話が聞けて勉強になりました。 ティモールのコーヒーは、現地の人がだんだん自覚をもってきて、本当に丁寧に作られているんだと改めて認識、私たちも応援していきたいと気持ちを新たにしました。 教育のシンポの司会はサレジオ高専の先生、実はうちの次男の出身校です。 その先生はもう20年も前から東ティモールの支援をしているそう。 小学校の給食は、電気もガスも使わずにお母さんたちがボランティアで作る、燃料は通学途中に子供たちが拾ってくる薪というインフラフリーの話は印象的でした。 最後は、東ティモールから来たミュージシャン、エゴ・レモスのライブ。楽しいイベントでした。
        

22日はカンタ! フェスタ。 映画「カンタ!ティモール」を愛する人たちの集まりです。 実行委員長は、映画にも登場している南風島渉さん。 広田監督のパートナーであり、映画の監修でもある小向サダムさん、映画のサウンドデザインを担当した元ソウルフラワーの河村博司さんを始め、映画のゆかりの人たちが集います。 ライブに始まり、監督の広田奈津子さんのお話。 映画に出てくる彼女は25歳ですが、今や一児の母。 今の日本の政府にもショックを受けるけれど、それを許している人々にもショックを受けると話す彼女の繊細さに、この感受性こそがカンタ! ティモールを作り上げたのだと実感しました。 ティモールの古老のカーペットの話をする彼女の落ち着いたやさしい語り口は心に響きます。 「自然から奪って回すものは、自ら終わっていく。カーペットは滑り落ちる。」

また東ティモールで環境保全の取り組みや教育など、さまざまなことに関わり指導的立場にいるエゴ・レモスと広田監督のトークでは、考えさせられることがたくさんありました。 休憩をはさんで、エゴ・レモスとミュージシャンたちのライブ。 エゴへのプレゼントとして、映画のテーマ曲でもある「星降る島」の大合唱もありました。 最後は、会場にいる人みんなが輪になって踊りました。 テぺかな。 昨日の上智大学でもそうだったけど、知らない人同士が手を取って踊る、みんな笑顔、こんなこと、めったにない。 なんと楽しいのでしょう。 盛り上がりました!

そんなこんなで、東ティモール一色の週末でした。

 今、炎の雫では、水野たかしが、コーヒーの焙煎に取り組んでいますが、自家焙煎のコーヒーは、東ティモールの生豆を中心にしていくつもりです。 また、映画「カンタ! ティモール」の上映会も続けていきます。 これが私たちの東ティモールへの応援の仕方かな。(6月1日 佳)

2016年5月11日水曜日

近隣散策

 ゴールデンウイークの53日、サイクリングがてら万木城趾公園に出かけました。朝、防災無線で、万木城まつりがあると聞こえて、そういえばそのあたりに一度行きたいところがあるのを思い出し、行ってみようと。
いつもはほとんど誰にも会わない道を、時々車が通る、ゴールデンウイークを実感。裏道をたどり万木城手前までくると渋滞してる!びっくりです。駐車場はいっぱい、道に車を止めたり。展望台まで下から徒歩で登ります。人出多く、列になってる。けっこうきつい。上では、お相撲さんが来て、お餅をついたり、ちびっこ相撲を仕切っていたり。お店もたくさん。私たちは商工会のきゅうりとホットドッグ、移動車販売のピザを食べました。この房総ピザ美味しかった!

さて、行きたかった所は、万木城の横を入っていくとあるという寝釈迦さま。海雄寺というお寺。自転車は置きっぱなしにしてのんびり歩きます。ぽこぽこ歩い15分くらい。実は、いつもは開いていなくて、ガラス越しに見るしかないのだけれど、53日だけは毎年檀家の方が来て開けているそう。そんなこと全く知らずに来たのに、とってもラッキーでした。間近で寝釈迦さま見られました。すごく素敵です。

どうせなら、今度行こうねシリーズをもう一つ、ということで、清水寺に周ることにしました。こちらは、観音様。お寺は高台にある。がんばって坂を登ります。こんな時は、電動自転車の威力の恩恵を感じます。とてもいいお寺です。なんか奈良を思い出すなあ。仁王門、閻魔大王、赤穂四十七士像、そして観音様。なんとこちらも普段非公開の観音様を見ることができました。53日は、絶対このコース来るべきですね。来年も来ようっと。



*重要文化財の写真は撮れないので、興味のある方は

  いすみ市ホームページ  www.city.isumi.lg.jp/ 文化財の件指定文化財 を見てください。


さて、昨日10日は、睦沢に行ってきました。今日の目的は、ときわぎ工舎でパンを買うこと。


 先週と違って、全然車も通らない田舎道をのんびりサイクリング。いすみ市を出て、睦沢町に入ると、ちょっと違う空気、なんとなく山の中感が漂ってきます。いいなあと思いながらペダルを漕ぎ、途中の小さな神社に引っかかりながら、上市場へ。

まず、いすみの一押し・波の伊八の彫刻がある八坂神社へ。ここの作品は「向拝の龍」、社の外側上部にあり、いつでも見られます。

近くのお蕎麦屋さんで昼食。野菜の天ぷらがおいしい、特に舞茸の味が濃くて、量もたっぷり、お腹いっぱいになりました。お蕎麦でお腹いっぱいは珍しいかな。


それから、目的のときわぎ工舎へ。ここは障害を持つ人たちが一緒に働いているベーカリー。睦沢の地粉を使っているそうです。知っている方もいると思いますが、私は東京で知的障害のある中高生の放課後活動のNPOで仕事をしていました。そこの卒業生たちとボランティアスタッフが集まって、お昼を作って食べる「ごはんの会」を3年前からやっています。高円寺のお店が会場でした。今でも、23か月に1度、区民センターを借りて続けています。メンバーは今や作業所に通う社会人、このときわぎ工舎のようにパンやお菓子を作っているところに通っている人もいます。そんなわけで、どうもこういうところには親近感を覚えてしまい、つい買いたくなります。

一度夫が来て、いい感じだったよというので、ぜひ来てみたいと思っていました。木でできたかわいいお店、中にはテーブルと椅子も置いてあり、イートインもできるよう。今度はここで食べたいな。パンやクッキー、ラスクなどの他、ジャムや梅干しや切り干し大根、それに手作りのはがきやストラップなどの小物もあります。働いている人も一生懸命、ほんとにいい感じのお店です。もう少し近かったら、しょっちゅう来れるのだけれど。でもまた来ようっと。

その後、もう一つの目的である、道の駅・つどいの郷むつざわへ。前に買って美味しかった大根の実や、旬(?家の庭のはまだちょっと早そう)のソラマメなど野菜を買って帰りました。木酢液というのをコーラのペットボトルに詰めたのも売っていたので、それも買いました。説明書があったのでそれももらってきました。

 さて、近くの郷土博物館に寄っていこうかなと思ったら、なんか空気が湿っぽい。夕方からは雨の予報だし、帰った方がいいかなと帰ることにしました。博物館はまた今度ね。(511日 佳)


2016年4月19日火曜日

春のアルバム

田んぼに水が入って、朝日にきらきら光っています。

既に田植えが始まったところもあります。

 

季節は着実に進んでいます。

春です!第2弾。

春の恵みを満喫しています。





週茂原公園にお花見に行きました。

 

満開の桜、きれいでした。

池にかかる橋と弁天堂という光景は、私が小さい頃からなじんだ井の頭公園を思い出しました。



桜の花の後、気がつけば梨の花が咲いています。

ここらあたりは、梨の産地、青いネットで囲われた梨畑は、まっ白な花が満開でした。



野を歩けば、やさしい色彩にあふれています。まさにそこここで花盛り。黄色、白、ピンク…。

収穫し終わったブロッコリーや春菊、そのまま植えていたら、きれいな黄色の花が咲きました。




お店にも、道端で咲いていた花を飾ってみました。

雑草だけど、可愛い。私は、雑草の方が好きかな。



食べる恵み、まずはふき。
玄関先のふきみたいな葉っぱは、食べられるふきだとわかって、じゃあと採ってみました。皮を剥き(筋をとるともいう)ゆでてあく抜き、これが結構手間です。ゆでたものを薄味でにて、残りはきゃらぶき風にちょっと濃い目に味付け。おいしいです、ごはんのおともにぴったり。。

 そしてなんといっても、筍。

ご近所の方からいただいた、その日の朝に掘ったという筍は、もう感動的な美味しさ。真っ白できれい、皮の内側までホントにきれい、あくなんか全然ない、

ゆでた後の汁は透き通っています。お刺身風にスライスして、煮物にして、そしてたけのこご飯と、満喫しています。

あげくは、筍の季節にはいつも春巻きを作るという方が、揚げたての春巻きを持ってきてくれて、これがまた美味。幸せです。

筍大好き!


ところが…

いいいことばかりじゃない。この前の日曜日は春の嵐でした。

ものすごい強風、営業日でのぼりを立てていたので、それが飛んでないかと心配で見に行くと、のぼりは大丈夫だったけど、看板と掲示板を付けていたフェンスが。完全に落ちちゃいました。老朽化して、ちょっとグラグラしていたから、仕方ないとは思うのですが、ショック! さて、どうしましょう。

ところで、九州の地震、大変です。お見舞いを申し上げます。

地震が続く上に、風や雨が強かったら、さぞかし怖い思いをなさっているだろうと思います。

風で塀が壊れたくらいで、ごちゃごちゃ言っていては申し訳ない。私たちにできることは何か、考えていかなくてはと思います。(4月19日 佳)



2016年3月31日木曜日

春です!

 

外房は春です!

数週間前のある朝、ホーホケキョと正統的な鶯の鳴き声、ちょうど梅がきれいな頃でした。梅に鶯というのは本当なのねと思いました。そうこうするうちに、蛙が鳴き始めました。久しぶりの蛙さん、冬眠から覚めて活動開始。

 

春なんだなと思ったら、いきなりいろんな花が咲きます。家の庭では、なぜか白い花が終わった梅の木に赤い花が咲き、こぶしの木につぼみがたくさん付き、黄色いレンギョウ(たぶん)に白い沈丁花、細々と咲き続けているボケ、春だぞ~とわっと咲きました。近所を歩けば、菜の花の黄色、雪柳の白、早咲きの桜かな、濃い桃色に、伸び始めた草の緑。溢れる色彩に誘われるように、人々も動きはじめて、あちこちの田んぼや畑で作業が始まっています。

 

 体中で春を感じに行きましょう、と、国吉の方へ出かけました。里山の風景の中を、のんびりと自転車を走らせます。水ぬるむというけれど、堰やため池の水も温かそう、鳥の声、草や花の匂い、優しい風、おひさまの暖かさ、絶好のサイクリング日和。国吉の郷土資料館へ立ち寄り(残念ながら展示入れ替え中でお休みでしたが、波の伊八作のお神輿を見せていただきました)、国吉神社と出雲大社へ。大銀杏がご神木の国吉神社、木好きの私としては、たまらない、いい感じ。お隣は、あの出雲大社から分祀された由緒正しい神社である千葉の出雲大社。

 

 お昼を食べてから、万木城公園へ。展望台への坂道は急で、さすがの電動自転車も頑張りが必要。

 ここはすごく見晴らしが良い。そして…桜が咲いてる!! 思わず、やったあという気分になりました。途中の三光寺というお寺でも、池のほとりに咲く桜の風情ある姿を見ることができました。なんで桜って咲いてると嬉しいのでしょう。日本人は、DNAのどこかに、桜を愛でる心を埋め込まれているのでしょうか。明るい青空の下で見る桜の美しさ、月明かりに浮かぶ桜の妖しさ。どちらも心惹かれます。

「桜の木の下には屍体が埋まっている。」「桜の森の満開の下の秘密は誰にも今もわかりません。あるいは孤独というものであったのかもしれません。」 名作を紐解いてみたくなりますね。これも桜の持つ魔力でしょうか。


 思いがけず出会えた桜に心乱された後、いすみ環境と文化のさとへ。小さな水路では、子供たちがザリガニを釣ろうと竿を持って歩いている、のどかだなあ。家の子供たちも小学生の頃、善福寺川でよくザリガニ釣りしてたな、なんて思い出しました。古びた木のベンチに座って、里山の景色を眺めていると、時間が止まったよう、思いっきりぼーっとしてきました。春満喫の一日になりました。

 

 さて、実は家にも、桜の木がありました。それが今日咲いているのを発見。白い花、葉っぱも出てるから山桜かな。ソラマメも紫の花をたくさん咲かせています。まだまだ春は続きそうです。(3月31日 佳)

2016年3月10日木曜日

「逃げ遅れる人々」

  


東日本大震災から5年が経ちました。

あの日、私は、東京の中野特別支援学校にいました。当時の仕事は、障害児の放課後支援のNPO で、ちょうど知的障害の高校生の子どもたちを学校に迎えに行っていました。大きな揺れで、その場にいた全員が学校の体育館に避難。そのままそこで4時間ほど待機、保護者の方に連絡がつくまで待ってくださいと言われて、体育館で障害のある子供たちと居ました。携帯もつならがず事務所に連絡も取れず、状況もよくわからない、でも意外と落ち着いていられました。不思議だったのは、子供たちも静かに待っていられたこと。たくさんの障害児がいて、パニックを起こしたり大変なことになるだろうと覚悟しましたが、そんなことは全然ありませんでした。

彼らは状況を理解し、どうしようもないことを感じ取り、じっと待っていたのかもしれません。

あれから、もう5年になるのですね。

 

来週、炎の雫ではドキュメンタリー映画「逃げ遅れる人々」の上映会を行います。3月17日木曜日、19:00スタート。1ドリンク付き1500円。

 

 私がこの映画に出会ったのは、2013年の秋。当時勤めていた児童館の先輩が、映画の上映会と監督のトークを企画し、そこに参加しました。監督は、、映像グループ「ローポジション」の飯田基晴さん 。ローポジションという名前には、低い視点から弱い人たちに寄り添うという思いが込められています。

そういう方なので、「若いときから、障害のある人たちにもいろいろかかわってきた、なのに、震災の時、彼らのことなど思い出しもしなかった。そういえば障害のある人たちはどうしていたのだろうと思ったのは、ずいぶん経ってからでした。」と話されました。

 被災した障害者のためにまず動いたのは、障害を持つ人たち、つまり当事者支援。障害者の視点で、生きるために必要なもの、なくてはならないものをピックアップし、それを持ってすぐに出発したそうです。

 避難所や仮設住宅に入った人、また周りに迷惑をかけるからと避難をあきらめた人、原発事故のために避難区域に取り残された人、行き場を求めてさまよう人、…飯田さんは丁寧に話を聞き、映像に記録しています。

 私は、原発の問題に直面した福島の車いすの女性が、「私たちは何もしてこなかったんだ」とつぶやく場面に胸を打たれたました。あの時何が起きたのか、障害をもつ人たちが何を感じ、何を考えたのか、それがどう続いているのか まずはそれを知ること。そして、考えること。それが必要だと思います。

 

 東北の復興は全然進んでいない、と2年半前に飯田さんは言っていましたが、5年経った今も、全然進んでいないと聞きます。仮設住宅の期限はあっても、行く先ができていないから、延長せざるを得ないというところもあります。新築の家を建てる人がいる一方で、どうしようもなく、何も変わらない人がいる、場所によって、人によって大きな差ができているとも聞きます。被災地から離れていると、すでに過去のことのように思ってしまうこともあるけれど、そうではないのだと思い出さねばなりません。原発の問題ですら、ニュースにあまり登場しなくなっている現実。何も解決していないのに、忘れてしまってはいけないのに、忘れられようとしていること、それを考えなくてはと思います。

 

 今まで、炎の雫では、この映画を2回上映しています。

 

2014年の5月には、「カンタ! ティモール」と「逃げ遅れる人々」の連続上映をしました。その時、ブログに書いたのが以下の文章です。

この3日間に考えたのは、人が生きていくことの重さ・命の大切さ。それを感じ、考えるきっかけになるというだけで、この上映会の意味があったと思っています。映画を見てくださった方が、それぞれの生活の中で、思い出したり、考えたりしてくれればいいなあ、それがこの先、何かにつながっていくのでなないかと思います。もちろん私たちも考え、行動し続けていきたいと思います。”

 

 さて、あれから自分達は何を考え、何をしてきたのか、反省と自戒を込めて、改めてこの映画に向き合おうと思います。どうぞ、あなたも考えてみてください。多くの方の参加を、お待ちしています。 

 

(3月10日 佳)


2016年2月5日金曜日

冬・ぬくぬくと

 

冬真っ只中ですね。お正月はぽかぽかだったのに、1月中頃から寒くなってきました。すぐそこのコメリに灯油を買いに行く生活をしています。もともとファンヒーターが2台ありました。寒くなってきて、奥の畳の部屋でもヒーターを使ったりしていると、お店の方になんかもうちょっと暖房をと感じる寒い日。普通の灯油ストーブを買いました。電気を使わない、ただのストーブ。5980円。これがすこぶる良いです。停電したってあったまれるし、上にやかんをのせてお湯が沸かせる、網をのせたら、干しイモをあぶれる、おもちだって焼ける、お鍋をのせれば煮物もできる。正しいストーブです。これだよね!赤い火を見ていると、それだけであったかい気がする。湯気の立つやかんは、のどが潤いそう。ストーブの近くで、ぬくぬくと温まる、正しい冬の過ごし方な気がして、なんだかほっこりします。
思い出せば、結婚したての頃、家にアラジンのブルーフレームがありました。子供が小さくて危ないから、周りを囲う柵もあったかな。それが、ファンヒーターになり、灯油を買うのが大変だからとガスのヒーターになり、上にものがのせられるストーブなんて、すっかり忘れていました。
今思い出したのだけれど、上の子が小さいときは、幼稚園でお弁当をストーブで温めてくれて、だからアルミのお弁当箱にしてくださいと言われていたなんてことありました。一台何役もする、昔ながらのストーブの力を改めて感じています。

さて、寒いとはいえ、千葉です、東京に比べたら暖かい。晴れてさえいれば、昼間は暖房なしで過ごせます。

おひさまの力は偉大ですね。特にお店の方は、日が射せばポッカポカです。エントランスのところなんか、サンルーム。年末に買ったシクラメンが花盛りです。これは、12月の終わりに、東浪見の菜の花で半額で買った鉢、200円くらいだったと思います。もう以か月以上満開です。あたりでした。この辺の産直のお店は、とっても楽しいしリーズナブル。なんだか珍しい野菜もあったりします。この間は、ビタミン大根というのを10円で買いました。ま緑の小さな大根、これなあに? と聞いたら、ビタミン大根だよ、普通の大根よりビタミンが多くて生で食べる大根って教えてくれました。おろしかサラダでと言われたので、おろしてみると、中までしっかり緑色。始め甘いと思ったけれど、大根の辛さのような片鱗もある。美味しい野菜でした。
また買いたいな。
今週火曜日の晴れた日、久しぶりに海へ行ってみました。魔法瓶にコーヒーを入れ、「こなて」というパン屋さんでおいしいパンを買って海岸へ。大原の手前の南房総国定公園と書いてある小さな木が立っている海岸。この前夫が自転車に乗りに行って発見したところ。ほとんど誰もいなくて、すっごくいいところ。ここでパンとコーヒーのランチ。それから、いすみの海洋センターのところの海岸へ。ここは、前に来て好きだなあと思ったところ。サーフィンの練習をしている人を時々見ながら、しばらく海を眺め、気持ちをふわふわさせてきました。ものすごく豊かな時間。海はいいなあ。

 季節は静かにすすんでゆきます。家の野菜たち、白菜はお鍋にして食べっちゃった。ブロッコリーは一度取った後に出てきた小さなのを昨日食べました。年末にキャベツとソラマメを植えたけど、キャベツはちっとも育ってない。さてどうなることやら。やたらと咲いていた水仙は、終わりに近づいているよう。その代り、庭の梅の木が咲き始めました。白い花がいっぱいついています。梅の木はもう1本あります。こちらは花はまだ、何色かしら。梅の実はなるのかしら。時が経てばわかりますね。季節に任せて、眺めていましょう。 (2016年2月5日 佳)

2016年1月5日火曜日

年末年始は自転車で…

 

 新年あけましておめでとうございます。

 外房で迎える初めてのお正月、暖かくて穏やかなお正月です。

 

年末年始のお休みを利用して、自転車であちこち出かけています。

 

28日、まずはちょっと遠出、どこ行こうかなと話していて、そうだ! お蕎麦食べに行こうということになりました。田舎暮らし房総ネットの武田ご夫妻が、お蕎麦屋さんに行った帰りに寄って下さったことがあり、美味しいお蕎麦屋さんと教えて下さったのを思い出しました。東浪見だし、何とか行けそうと出かけました。「楽月」という十割蕎麦のお店です。車が通る道沿いだけど、田園風景の中の古民家でいい感じ。お蕎麦はというと、とっても美味しかった!十割とは思えない滑らかさ、きりっとしたつゆ、思わず減塩は忘れて飲み干したくなる蕎麦湯。鴨や鰊の具材も美味で、久しぶりの大満足でした。(ちょっと量は控えめだったけどね)帰りに東浪見の産直センターに寄ってみたら、年末でお花が半額、シクラメンとパセリとイタリアンパセリを買い、お野菜も買って帰りました。充実です。

 

 翌29日は前から噂に聞いていた、一ノ宮のcafe「KUSA」まで、頑張って行きました。自家焙煎のコーヒー豆を買いに、夫は一度行っていましたが、私は初めて。一ノ宮までは裏道と海沿いの道で走ります。う~ん気持ちいい!

KUSAは絶対に一人では行けないなという場所にありました。ここも、噂通りの素敵な場所でした。庭の木々を眺められるカウンターで、ゆっくりコーヒーを飲み、マフィンをいただきました。お皿にちいさなまっ白のマフィンが二つ、ひとつはベーコンとチーズがはさんであり、もう一つはハチミツバターがぬってある、優しい味でした。コーヒーもなんとなくやさしい味、オーナーご夫婦の人柄がコーヒーに出ているんだなあと感じます。

実は、12月の始めに、大網のギャラリーtenで行われたシュト―レンの会に出品されていたこちらのシュト―レンが気にいって、それを購入してかえって来たこともあって、KUSAにはぜひ来たいと思っていたので、嬉しい体験でした。帰りは一ノ宮の100均・ダイソーに寄って帰りました。この日は25キロ走ったそう、ふ~。

 

次の日は、ちょっと疲れたので、どうしようかと思っていたのですが、いすみチーズマップを見ていて、なんとなく近そうだから、「あん里山」というパン工房を探してみようということになりました。椎木の三叉路から向こうの方は里山風景が広がっています。海じゃなくて山の景色、これもいい感じです。目的のパン工房はみつけたものの、お休みでした。年末だししょうがないね。もともと、週末だけの営業みたいです。長者町の方をぐるっと回って、レオに寄って買い物して帰りました。

 

 さて、31日は、夫は高円寺の稲生座のカウントダウンに行き、1日からは息子が来ていたこともあり、お雑煮を食べ、駅伝観て、おうちでのんびり過ごしました。

 

 そして昨日1月4日、自転車再開、初詣に行こうと、近くの神社めぐり。まずは、太東郵便局の先にある玉前神社へ。

無人の小さな神社だけど雰囲気あり、山なんて全然ないのに山の中な感じが出ている。いいな、ここ、お散歩で来ようっと。

さて次は、岬町中原の玉崎神社と琴平神社というのがあるので、田んぼと畑の中を走って行ってみました。ここがまたいい感じ。しめ縄の輪くぐりをして本殿にお参り、大きなご神木もある。琴平神社というのは、玉崎神社のなかにあり、鳥居をくぐると、そこに木と石があるだけ。ご神体が木なのでしょうね、すっごくよいです。私は木が大好きなので、ここは本当に大好きです!そこから、せっかくだから灯台の方へ行くことにしました。その前に飯縄寺へ。前に一度来たことがあるのだけれど、その時は夕方で見られなかったので、今回は本堂へ上がり、拝観させていただきました。波の伊八の彫刻は素晴らしい!お庭も素敵で、いいお寺です。4日ということもあり、人もほとんどいなくて、ゆっくり見ることができました。

それから、太東灯台へ。電動自転車の威力はスゴイ、ちゃんと登れます。こちらは結構混んでました。ドローンを飛ばしている若者がいて、彼にいろいろ質問してるおじさんがいたり、カップルがいたり、車いすを押して坂を下りてきたご夫婦も。今日ははあったかいし、きれいだし、気持ちが和みます。展望台から穏やかな海を見て、しばらく時間を過ごしました。ここから見ると、視界に海以外のものがなくて、水平線がカーブして見えます。地球はまあるいのだなと感じることができる場所。ここも大好きです。

 

そんなこんなで、のんびりと毎日を暮らしています。

 さて、今日はどこへ行こうかな。

 

 今年もよろしくお願いします。 佳 (2016年1月5日)


ご近所グルメと商品券

  暑いですね。今年も、暑くてカフェはお休みにしました。 暑くても、おいしいものは食べたい、ちゃんと食べて頑張らなくちゃ、って思いますよね。 7月24日からカフェを夏休みにしたので、ふらっとご飯食べに行くこともできます。遠くに行くのは大変だけど、ご近所でちょっとなら。 というわけ...