2022年12月27日火曜日

岡本太郎と藤原新也

 

ずいぶん寒くなってきましたね。

先週、2つの展覧会のはしごをしてきました。2022年のお出かけの締めは、見ごたえのある2つの展覧会を1日で回るヘビーなもの。でも、すごーーく面白かった!とっても疲れたけれど。

午前の部は、東京都美術館の「岡本太郎展」。午後の部は、世田谷美術館の「祈り・藤原新也展」。ご紹介していきましょう。

まずは岡本太郎から。この写真は、渋谷駅の中にある巨大壁画「明日の神話」の下絵の一部です。本物はメキシコのホテルのため制作されたけど行方不明になっていて、2003年に発見され、修復されて渋谷駅に設置されたのが2008年。その時、これを見るために渋谷に出掛けていき、しばらく眺めていたことを覚えています。流れていく人々の中で足を止めてみる人はほとんどいない、どうしてみんな見ないんだろうと思いました。展示されていたのは三分の一スケールの下絵、でも十分大きい。これ、いいです。すごく力があります。

自由奔放であるかのような岡本太郎の絵。大雑把な構成は同じで絵の一部分を変えたシリーズ作品がいくつか並べられていて、結構考えて作っているなぁと感じます。それらを順番に見ていると、岡本太郎という人がとても頭のいい人なのが分かってきます。実はデザイン的に緻密に計算されているのです。「芸術は爆発だ」と彼は言うけど、爆発してない。爆発してるにしても、打ち上げ花火のような感じかな。
会場で、芸術は爆発だ!を一躍有名にしたビデオテープのテレビCMが流されていたけど、あれは映像のマジック。確かに爆発させてインパクト大。
でも、私は、一枚の絵は、優れたデザイン作品としてそこに留まっている感じがしました。

むしろ面白いのは造形作品です。会場の入り口には天井からつるされた白いオブジェ、内側から光っている。
その下には太陽の塔の顔みたいな作品がおいてあります。ようこそ岡本太郎ワールドへ、という感じ。
宇宙人みたいなやつ、昔の怪獣みたいなやつ(カネゴン?)、縄文土器を彷彿とさせるもの、太陽の塔につながる作品たち。造形作品の方が全然楽しい。
「座ることを拒否する椅子」などの椅子シリーズや家具が置かれ、上にはこいのぼりが泳いでいるコーナー。岡本太郎の作った日用品、グラスやカップなどの食器、どれも一筋縄ではいかない、カエルのデキャンタとかあったり。ネクタイやスカーフ、そんなものが置かれているところも、ほんと楽しい。


中でも、気に入ったのがこれ。
なんかいい感じ。岡本太郎にしては、珍しく気品がある。
なんで惹かれるのか、わからないのだけれど、これ好きって思いました。




岡本太郎といえば「太陽の塔」。これは太陽の塔の内部の「生命の樹」の模型です。樹の下の方にはアメーバー、貝やイカみたいなもの、その上に爬虫類、恐竜、マンモスとかゴリラとか動物たちがいて、一番上に人間。進化を表しています。これ、塔の内部に入って現実体験として見たいです。

小学生の時万博には行ったけど(歳がばれますね)太陽の塔は外から見ただけ、なんだあれ?って思いました。 数年前に「太陽の塔」という映画を見て、中に入ってみたいと思って、調べたけれど、前日までに予約必要で、まだタイミングが合わず行ってません。
後ろにあるのは「明日の神話」。太陽の塔と明日の神話のコラボ、ここでなければ見られませんね。

岡本太郎展、パワー溢れています。残念ながら明日12月28日までです。だからギリで行ってきたのですが。明日行けそうな方、ぜひ行ってみてください。

上野から用賀へ。岡本太郎は一人で見たけど、用賀で夫と待ち合わせして午後は世田谷美術館の「祈り・藤原新也展」。展覧会の副題は「メメント・モリ~死を想え、メメント・ヴィータ~生を想え」、もうこれだけで行かなくちゃという気にさせます。

藤原新也、写真家。1944年生まれ。団塊のの世代にとってはバイブルのような「印度放浪」、うちの本棚にも文庫本があります。なんだかずいぶん昔の人かと思っていました。でもバリバリの現役でした。先日の日曜美術館で見て、これは絶対行こう!と。

行ってみたら、凄かった。まるで絵画のように美しい写真。見えるものを写しながら、見えないものも描き出す力に圧倒されました。

始めは「メメント・モリ」。
最初の写真は、ガンジス川のほとりで荼毘に付されたご遺体、燃え残った骨を川に向かって投げる。まるで何かのスポーツのように。(肩のあたりの骨が一番燃え尽きにくいんだとか)
次の写真は死んでいく聖者。そして、ご遺体を焼く炎、待ちながら川のほとりで時を過ごす人々。

死を写しているのに、なんて美しいんだろう。本来、死は忌むべきものではなく、自然の流れの中の一部でしかないと感じさせる写真が並びます。このコーナー、名作だらけです。


これはすごい!!
『ニンゲンは、犬に喰われるほど自由だ』という言葉が添えてある。
この写真(写真とは思えない、まるで絵みたい)サントリーオールドのコマーシャルに使われたらしい。その時添えられたのは
「ヒト食えば鐘が鳴るなり法隆寺」
凄すぎる!
藤原新也の魅力は写真に添えられた一言にもあります。言葉が写真の後ろ側を読ませてくれるのです。

さて、「メメント・ヴィータ」。生きているものへのまなざし。
チベットの僧の抱えた野に咲く花。傍らには「寿命とは、切り花の限りある命のようなもの」とある。生を謳歌するものの美。
ポラロイドカメラで撮った現地のたくさんの人の顔は、どれも生きる喜びに満ちていて魅力的。2枚とって1枚プレゼントしたのだとか。その時のやり取りを想像して、思わず微笑んでしまいました

『チベット高原。この世はあの世である。』
「人体はあらかじめ 仏の象(かたち)を 内包している。」

藤原新也は、世界を旅しました。インド、トルコ、イスタンブール、台湾、香港、韓国、アメリカ、フランス…。各地でその時を写して来た。そして日本で、神の島と呼ばれる沖ノ島を撮る。人の立ち入りが禁止された島に存在する手つかずの自然、だがそこはきちんと秩序を保った信じられない美の世界だったという。人の手が入らずとも、否入らないからこその生命の喜びにあふれる世界。

藤原新也は東京芸大の油絵科の出身。彼の描いた絵やリトグラフも展示されています。その中の1枚。これ、先ほどの太陽の塔の中の生命の樹に通じるものがあるような気がする。
もっと言えば、インドの民族絵画、ミティラー画とかゴント画とかにも似てる。私の勝手な思いだけど、世界各地にある生命の源の木、それと通じているみたい。

東日本大震災の後、彼は被災地に赴きました。
破壊しつくされ、瓦礫と化した街。

「あまねく照らされている。…光はあらゆる地上の生と死を照らし出す。私の眼に、それは時に残酷な光に、あるいは時に慈悲のような光に見えた。」
この展覧会は、藤原新也自身が、現在の視点から、「祈り」というキーワードに基づいて、編集し厳選した作品によって構成された展覧会です。ここでは触れませんでしたが、「日本巡礼~本当の美しさはなんでもない日常にひそんでいる~」、自身の出身である門司港也家族を撮った「藤原新也の私的世界」、亡くなる前の瀬戸内寂聴さんとのやり取りした書「寂聴」、渋谷のハロゥィンや日本の現在を捉えた「いま」などのコーナーがあり、見ごたえ充分です。

最後の写真は、ガンジスのほとりで、日没後に老人の手のひらで灯された小さな火。
「祈り」というタイトルを象徴しています。少し長いですが、この写真に添えられた言葉を引用します。
 
 てのひらの中のともしびは 宇宙の彼方からは見えない。
 ヒト一個の塊はそのように非力だ。
 誰もがそのてのひらの中に 火をともす自由を与えられているということ。
 この地球規模の災禍の中で
 そのひとつひとつのともしびの集積が
 やがて大きな塊として花開くということ。

藤原新也は言います。「私は小さな祈りをあきらめない」

2022年の終わりに、この言葉をかみしめましょう。
何がやってくるかわからない明日に向かって、何もできないかもしれないけれど、祈りをあきらめないことくらいはできる、その祈りがやがて大きな花になると信じたいと思います。

2022年の終わり、藤原新也は胸に深く突き刺さる矢でした。いい展覧会に出会えました。頑張って行ってよかった、心からそう思える「藤原新也展・祈り」でした。ぜひぜひ行ってください。超超おすすめです。

世田谷美術館「祈り」は2023年1月29日まで。(年末年始12月29日から1月3日はお休み)

*余談ですが、期せずして2つの展覧会で展示されていた書。岡本太郎は「殺すな」、藤原新也は「死ぬな 生きろ」。年の差33歳の二人ですが、なんかシンクロしてますね。

炎の雫、2022年のカフェ営業は昨日で終わりました。今年もありがとうございました。(豆の注文はお受けしています。)
みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。
2023年が平和でよい年になりますように、祈りましょう。

2022年12月27日 水野佳





















2022年11月30日水曜日

コーヒーちょこっと話

コーヒーを飲むとき、何かちょっと甘いもの食べたくなりませんか?スイーツとコーヒーでちょっと一息、癒されますよね。

コーヒーには何をどう合わせたらいいのか、ちょっと調べてみました。

選び方の基本は、コーヒーの特徴とお菓子を合わせること。浅めの軽いコーヒーには、豆本来の風味や酸味が楽しめるように、爽やかなスイーツを。レモンパイやチーズケーキ、フルーツとの相性も良いとのことなので、アップルパイなどもおすすめ。コクと苦みのある深めのコーヒーには、チョコレート系のお菓子やエクレアやシュークリームなど、キャラメル、アイスクリームも深煎りのコーヒーによく合います。というのが一般的な合わせ方。

逆に、対照的な味わいのものを合わせるという方法もありますが、コーヒーの場合は軽いコーヒーに濃厚な甘みのケーキだとコーヒーが負けちゃうし、深いコーヒーに酸っぱい系のお菓子は合わない。先ほどチーズケーキは浅めのコーヒーに合うと書いたけど、チーズケーキでも濃厚なもの、バスクチーズケーキやレアチーズなどは深煎りのコーヒーでという方も多数いるようです。また、和菓子は意外とコーヒーとの相性がよくて、浅めのコーヒーにはフルーツ大福とかみたらし団子が合うとか、深めのコーヒーには羊羹やどら焼き、おはぎなども合うと言います。うちの夫は大福にコーヒーを合わせるのが好きです。

ところが、ちょっと角度を変えてみると、全然変わってきます。食べ合わせでどういう影響が出るかという観点から見てみましょう。コーヒーの主成分は、カフェインとクロロゲン酸(ポリフェノール)、カフェインには覚醒・興奮作用があって、自律神経の働きで集中力を高める効果があり、ポリフェノールには抗酸化作用があって、心臓病・糖尿病などの予防効果や血圧降下作用があります。その観点からだと、食べ合わせの良いものは一番に来るのはバナナ。バナナに含まれるカリウムとコーヒーのカフェインによって血圧が安定し、生活習慣病予防につながる。次にナッツ、アルギニン酸が含まれていて、コーヒーのクロロゲン酸との相乗効果で脂肪燃焼効果が期待できる、つまりダイエットになるらしい。魚や豆類にも同様の効果が期待できるそうです。

食べ合わせの悪いもの。なんとチョコレートです。チョコレートの主原料カカオにはカフェインが含まれていて、カフェインの摂り過ぎにつながる危険があります。カフェインの摂取目安はWHO のガイドラインでは1日300mg、アメリカやカナダやヨーロッパでは400㎎とされています。これはマグカップで3杯分にあたります。チョコレートに含まれるカフェインが上乗せされちゃうとすると、一日に2杯?もっと飲む人はいっぱいいますよね。カフェインの過剰摂取で、頭痛や睡眠障害、脱水症状、嘔吐なども起こる可能性があるとか、気をつけましょう。また、カフェインには、糖質がエネルギーになる前に中性脂肪に変える働きがあるそうです。次にゆで卵。コーヒーのカフェインとゆで卵の硫黄が結びついて鉄分の吸収を阻害する相互作用が働くそうです。卵サンドとコーヒー、よくないんですね。魚系のツナサンドにする方が食べ合わせ的にはいいみたい、でも卵サンドの方がすきだなあ。他にも鉄分の多い食品ヒジキやプルーンなども要注意だそう

さて、もう一つ。カレーの話。
カレーを食べた後、コーヒーを飲みたくなりませんか?うちの夫は、カレーを食べると、スプーンを置いてすぐにコーヒーを淹れに席を立ちます。いつもそう、なら最初にコーヒーを淹れといてから食べ始めればいいんじゃない?と思いますが、そうはしない。必ず食べ終わってから淹れるのがルーティンになっています。なんで??

カレーとコーヒーの相性についても調べてみました。ですが、こちらはよくわからなかったというのが結論。カレーの後で口の中をさっぱりさせたいということでコーヒーを飲みたくなるという説もあるけど、辛い物の後に熱いコーヒーを飲むと刺激になってさらに辛みを増してしまうから、さっぱりはしない。インド料理屋さんなどでは定番はラッシーやぬるめのハーブティー。それなら辛い口の中を変えてくれそう。でも熱いコーヒーなんだよね。……。
カレーとコーヒー、食べ合わせはいいらしい。カレーの中のスパイス、ショウガやトウガラシには血行促進・消化促進、覚醒の作用がある。コーヒーのポリフェノールには抗酸化作用があり、合わせて摂ると相乗効果で働きが高まる上、コーヒーの香りでアロマ効果がプラスされる。そして辛みが高まるという。なるほどね。
でもこれは、食事中にコーヒーを飲んだ場合。食後にコーヒーが欲しくなるのはなぜでしょう。ここからは私の推測。うちの夫の場合、カレーを食べた後のヒリヒリ感が残っているうちにコーヒーを飲みたいと言います。それは追体験というか、カレーを食べたんだぞーというダメ押しの実感を持ちたいからではないでしょうか。みんな、カレーをたべた後コーヒーを飲むことで、美味しさをもう一度体感したい、相乗効果で辛さが増すから、尚今日のカレーはおいしかった!と思える。カレーの美味しさとコーヒーの美味しさと、どっちも増しちゃって鮮烈な印象が残るということ。うちの夫が、コーヒーを前もって淹れておかないのは、ヒリヒリ感を感じつつ、もっとヒリヒリさせてやれとコーヒーを淹れる時間が期待値を高めてくれるからじゃないかと思います。

そもそも、日本にコーヒーが入ってきたのは、1640年代の江戸時代初期。鎖国中で、出島に伝わり、ごく限られた人のみで一般には普及しなかったようです。明治維新で開国後、コーヒー豆の輸入が開始されました。1888年、日本初の喫茶店「可否茶館」が上野にオープン。明治の終わりになると文化人や芸術家を中心にコーヒー文化が根付き始めます。日本橋の「メイゾン鴻ノ巣」というフランス料理店で定期的に会合を持っていた「パンの会」、メンバーには北原白秋、石川啄木、高村幸太郎などがいて、彼らがその先駆けとなりました。ここでは本格的なフランス式深煎りコーヒーを出していたそうです。しかし、第二次世界大戦で途絶えてしまいました。戦後、コーヒーが流通するようになるにはしばらく時間がかかり、1950年(昭和25年)に輸入が再開されて徐々に回復、喫茶店も広がっていく。1969年に上島珈琲が開発した缶コーヒーが、翌年の大阪万博をきっかけに爆発的に売れたことで、コーヒーは一気に一般庶民に普及、その後いろんなタイプのコーヒーが出回るようになり、今に至っています。

うちにあるコーヒーカップはほとんど陶器でバラバラに集めたものですが、これは唯一のブランド品、ノリタケです。中身は東ティモールのシティロースト(中煎り)です。最近の私のお気に入り、苦くなくてスイーツにも合わせやすい。冒頭の写真は、おからのチョコレートケーキと東ティモールのフレンチロースト(深煎り)、チョコ系にはやっぱりしっかりしたコーヒーが合います。TPOで楽しみましょう。 (2022年11月30日佳)





 

2022年10月26日水曜日

聴こえない人も、見えない人も

先日シネマ・チュプキ・タバタで「こころの通訳者たち」を見てきました。

~音を見えるように、光が聞こえるように~ 

聴こえない人に演劇を伝えようと奮闘する舞台手話通訳者3人、それを記録した映像を見えない人に届けたいと音声ガイドに挑むチュプキ。熱い思いが交錯する彼らの日々を追ったドキュメンタリー映画です。

チュプキは田端にある客席20ほどの小さな映画館。目の見えない人と映画を楽しむボランティア団体が母体となって5年前に開館しました。上映するすべての映画に字幕と音声ガイドをつけています。でも、今回の企画は、いつもの音声ガイド作りとはちょっと違っていました。

聴こえない人に演劇の感動を伝えるために舞台に立った舞台手話通訳者。彼女たちはいわゆる通訳ではなく、役者と同じ衣装を身に着け、体を動かし、感情をこめて手話をする、まるで演じているように。その光景、臨場感をどうやって見伝えるのか。見えない人、聴こえない人、見えて聴こえる人、無理かなと思われた挑戦は、ミーティングを重ね、オンラインでやり取りし、言いたいことを言い合いながら、少しずつ完成に近づいていく。その中で、聴こえない人も、見えない人も、健常者も、気づきが生まれ、距離が近くなっていきます。いろんなものがいっぱい詰まった、刺激的で魅力的な映画です。

上映終了後、この映画のプロデューサーであり出演者でもある、チュプキ代表の平塚千穂子さんのお話がありました。その中で後日談として、この映画ができる過程に参加した見えない人と聴こえない人が仲良くなって、会って話したり、一緒にイベントを開催するようになったりしたという話があり、私はちょっと驚きました。一般に、障害のある人は自分と別の障害を持つ人との関わりはあまりないと思います。同じ障害を持つ人同士か、あとは支援してくれる健常者と日常を共にしているのがほとんどではないでしょうか。それが見えない人と聴こえない人が仲良くなれるんだ、という嬉しい驚きがありました。映画を創っていく中で、同じ時間を共に過ごし、思いをぶつけあうことで、一人の人間としてお互いを認め合うようになったのでしょう。見えなくても聴こえなくても同じ人間、対等に付き合える相手になったのでしょう。支援する側、される側なんて関係ない、チュプキはそういうところなんだ、いいなぁ、と思いました。もうちょっと若くて、もうちょっと近くだったら、何かお手伝いしたいくらいです。

私は、だいぶ昔に手話を学びました。もう30年近く前。杉並区の市民講座で上級まで、それから黒柳徹子さんがやっているトット基金の手話教室にも行きました。そのころ「星の金貨」とか「愛していると言ってくれ」とか、ドラマで手話が大ブームになっていて、どこの教室も大賑わいでした。これは当時の教科書と私のノート。何が書いてあるかわからないものも多々ありますが…。
当時、手話サークルも大流行、手話をやるならサークルに入らなくちゃっという圧力があって、入っては見たものの馴染めなくて、やめちゃいました。今思えば、聴覚障害者=支援される人、健聴者=支援する人という構図が嫌だったのだと思います。そのあと、PTAと児童館が主催の小学校のお祭りの時に、子供たちにごく簡単な手話を教えたりしましたっけ。
しばらくして、知的障害を持つ子どもたちの放課後クラブで仕事をするようになりました。そこでは、言葉をほとんど発しない子でも一緒に歌えるようにと、歌に手話をつけていました。なるほど、こういう使い方もあるのかと思いました。それから、自分で勝手に歌に手話をつけるようになりました。それがつながって、今に至っています。夫・水野たかしの歌に手話をつけるようになったのは「カンタ!ティモール」の上映会で、自分たちなりの歌詞をつけて「マルシーラ」を歌うようになってからです。ブームが去ったあと、手話なんて見たこともないという人が房総方面にはたくさんいたから、何あれ?と思わせるだけでもいいかと思いました。それから、いくつかの曲に手話をつけるうちに、聴こえない人にも歌詞の意味が分かるように、というところに戻ってきました。

この秋10月から始まった「silent」というドラマがあります。昔愛した人が、耳が聴こえなくなっていて…というドラマ。視聴率こそそれほどではないものの、見逃し配信で新記録を更新し続けているらしい。TVerに、通常放送ともう一つ、解説放送版というのがあって、見てみました。これ、音声ガイドです。見えない人にはセリフは聴こえる、でも情景や場所や時間の経過はわからない。なのでそれを言葉にしてナレーションしています。「別の日、喫茶店、紬が座っている。想が入ってくる。」とか「涙がこぼれる」とか、映像で表現していることを説明する。テレビでは副音声でやっているようです。普通に見える人にもわかりやすいと好評だとか。今は、いろんな便利なものがあります。ラインやメールなら聴こえなくてもやり取りが可能だし、このドラマの中でもありますが、スマホで音声を瞬時に文字に変える音声変換ソフトもあるし。でも会って話したい、顔を見て話したいという思いで手話を学ぼうとする紬。なかなか切ないドラマです。
アカデミーとった「コーダあいのうた」もあるし。今年は久しぶりの手話ブームになりそうです。ブームに乗ってもいいけど、聴こえない人と話をするために、という本来の目的は押さえておきたいものです。

さて、今度は見えない人のこと。
これは生協のチラシです。私は、東京にいたとき、とある東京ローカルの生協で、視覚障害者のための音声チラシ作成のボランティアをやっていました。やまびこの会といいました。毎週発行されるチラシを、食品や日用品はすべて読み上げて録音します。毎週1回、10人ほどのスタッフが集まります。全員が生協を利用している組合員、職員ではありません。始めはメディアの準備(最初はカセットテープ、のちにCDになりました)、袋から出して消去して、宛先のカードを用意して、それから録音。2人ずつ組みになって録音とチェック、読み上げるのは商品名、量、注文番号、簡単な説明。とにかく生活必需品は全部、余裕があれば雑貨品や洋服なども読みます。朝10時から半日ほど、合間に手の空いた人からお弁当を食べて、出来上がった録音をダビングして、またチェックして発送袋に入れる。大体100人分作ります。大きな生協ではなかったのですが、視覚障害の利用者が100人もいるなんて驚きでした。
これは見えない人にとって生命線、間違えちゃいけないとの緊張感もありました。若いとき、芝居をかじった私にとっては、録音は楽しい作業で、ちゃんと声を出して、なおかつスピードに乗って録音していくのは快感でした。利用者さんもちゃんと聞いていて、○○さんはわかりやすいとか、○○さんの声がいいとか、言ってくれたりして。
この会で年に1度、利用者さんとボランティアスタッフの交流会が開かれました。実際に会って生協の商品についての意見を聞いたり、新しい商品を試食したり。必要な方には、近くの駅までお迎えに行って、帰りも送っていく。そんな機会を通して、私は見えない人にはどんな苦労があり、どんな工夫をして生活しているのかを、ほんの少しだけ知りました。年代はいろいろでしたが、見えない人も、洗濯したりお料理したり、おしゃべりして楽しかったり、時には文句を言ったり、同じ主婦なんだなぁと感じました。女性がほとんどでしたが、男性もいました。やまびこでは、支援するというよりも、役割分担みたいな感じでした。今では人間がやる必要ないのかもしれないけど、やまびこの会は今も続いているようです。よかった!

私にとっての、聴こえない人、見えない人との関わりを書いてみました。
だいたい、目の見えない人が映画を見るなんて、チュプキを知るまで思いもしませんでした。似たような経験ですが、聴こえない人がライブに行く話。夫の古い知り合いのミュージシャンが、難聴の友達から、なんでライブに誘ってくれないんだと言われた、彼は気を使って誘わなかったのですが、ライブにきたらとても楽しそうにしていて、低音の響きもリズムも感じられるし、臨場感が最高だといったそう。先入観で決めつけちゃいけないのだと思い知らされました。それなのに、見えない人が映画を見るのは無理でしょうと思っていたのです。恥ずかしいです。

チュプキに戻って、聴こえない人には字幕、見えない人には音声ガイドがあります。人が大勢いるのが苦手な人や小さな子供を連れた人のためには完全防音の小部屋があります。子供が泣いても大丈夫、意識しないで声が出てしまう人や自閉傾向のある人も気にせず映画が見られます。日本初のユニバーサルシアター・シネマ・チュプキ・タバタ。ちっちゃな映画館には、たくさんの優しさと大きな夢が詰まっています。
ぜひ一度行ってみてください。ラインナップも素晴らしいですよ。

「こころの通訳者たち」は、チュプキと新宿K’sシネマなどで上映中。千葉では、柏のシネマ旬報シアターで11月に上映予定です。

(2022年10月26日 佳)



2022年9月30日金曜日

近隣産直事情

今日は、近隣の産直をご紹介します。

いすみ周辺は産直多いです。私が徒歩または自転車で行ける所だけでも、6~7軒はあります。大体がこんな感じ、外にお花や野菜の苗を置いて、中で季節の野菜を売ってます。そして安い、数十円から数百円、初めのころは安くてびっくりしました。もう慣れちゃったけど。


これはお散歩でよく行く、無人の産直。
私はかかしの産直と呼んでいます。
かかしが4人と営業中の赤い旗が立っています。かかしさん達は、季節に合わせて衣替え、時にポーズも変えて、手をつないじゃったりしてますね。なんとなく、ほっこりします。


野菜は屋根のついた棚に並べられています。ほとんどのものが1袋100円。金属の漏斗にパイプが取り付けられていて、コインを入れると、奥の小屋の中にコインが落ちる音がします。なんかいいなぁ。先日小さな青いイチジクがあって、たまたま居たおじさんにどうやって食べるの?と聞いたらワインで煮るとおいしいというのでやってみたら、とってもおいしかった!
ゴーヤも2~3本で100円、この夏何度も買いました。

国道沿いを大原方面に少し行ったところにある「こだわる農家のやおやさん ねぎぼうず」
隣に「丼ちゃん」といううどん屋さんがあって、ねぎぼうずに行くときは大体丼ちゃんもセット、腰が強くおいしいさぬきうどん、かつリーズナブルなので大好き。(丼ちゃんは、いすみにある社会福祉法人ピア宮敷の経営です。)

ここはとにかく安い!50円60円~100円120円が主流。ポイントカードがあって500円でスタンプ1つなのですが、500円買うのは大変なほどです。私の印象はお芋の種類がたくさんあるなと、たけのこが安いこと。たけのこが3~400円とかで買えるなんて、びっくりです。たけのこの季節にはFacebookで入荷お知らせ見ちゃいます。

ねぎぼうずでは苗の他にも、薪とか灰とか切り株とかも売っています。フェンスに大根干してたり、お正月前にはのしもちの予約も受け付けています。一見不愛想に見えるお店の方は、聞くと、野菜の食べ方、苗の育て方、なんでも親切に教えてくれます。野菜愛、あふれています。

江場土にある「ごじゃ箱」はこの辺では大きい産直。野菜、果物はもちろん、近隣の食品いろいろ売っています。チーズや乳製品、お肉やハム、ソーセージ、お豆腐、お米、魚の干のみならず鮮魚まで。また、ここらのパン屋さんのパン、クッキーや焼き菓子、お惣菜もあります。見てるだけで楽しい。


この日はもう野菜はだいぶ売れちゃってました。おいしいと言われている○○さんのトマトなんて、すぐ売り切れちゃうそうです。店内奥に花や野菜苗のスペースが別に設けられています。ごじゃ箱の向いは江場土ショッピングセンター、スーパーせんどう、本屋、ダイソー、マックにファミレス…便利です。

うちから北へ上がっていきます。太東の隣、東浪見には、「なのはな」があります。ここも種類が多い。
ここは、産直では唯一paypayが使えるので、手元に現金がなくてもお買い物ができます。


私の勝手なイメージですが、ここはカボチャ。変わったカボチャがいろいろあると思っています。以前、隣の長者町という駅の近くにあった小さなスーパーに、変わったカボチャがいろいろあって時々買いましたが、そこが潰れちゃって…ここに来たら、円盤型やら瓢箪型やらいろんなカボチャがあって、それ以来そんなイメージ。この日はカボチャはなかったけどね。


さらに足を延ばして上総一宮。駅前にある産直にもよく行きます。ちょこっと移動してリニューアルされて、コンパクトですが使いやすい。隣には観光案内所、レンタサイクルあり。もう一方の隣はエキスタというカフェ、電車待ちに便利です。
ここで売ってるシフォンケーキが超おいしくてリーズナブル。1切れ140円、ホールの1/4サイズで400円。

一宮産直の野菜はモノがいい。よく買うのは、きゅうりと椎茸、ヒラタケなどのちょっと珍しいキノコも見かけたら買います。ついこの前、生落花生が350円だったので、安い!と買って帰り茹でて食べたら、すごーくおいしかったので、今だけだからとまた買いました。季節には一宮のメロンとかも売ってたりします、高いけどね。他に、ピーナッツやお菓子、お惣菜なんかもあります。

最後に、一番近くで一番よく行く小さなスーパー「かさや」。野菜は完全に産直、近隣の生産者さんが持ってきます。
隣はかさや食堂、大盛で有名です。春にテレビで取り上げられて、それ以来土日は行列ができる店になっちゃいました。引っ越してすぐごはん食べに行って、量の多さにびっくり、持ち帰り用のパックまで用意してあって…それから少しは量が減ったけど。今もお昼にも夜にも時々行ってます。

店内は、昔懐かしい感じ。一応なんでもあります。ここのトマトは完全に完熟、すっごくおいしい!どこで買うよりおいしいです。ただ、熟れてるのですぐ食べなきゃならない、持って帰る間に潰れたりします。それと、半生の落花生がある。殻を剥いてちょっと乾かしてあり、自分で煎る。これにはまって一時よくやりました。おばさんとのおしゃべりも楽しんでいます。

この他にも、睦沢に入ったら、道の駅「つどいの郷 睦沢」に必ず寄ります。ここもリニューアルされて広くてきれいになり、イタリアンレストランや温泉までできました。睦沢には、大好きなパン屋さん「ときわぎ工舎」や、ケーキ屋さんもあって、楽しいサイクリングです。
私の自転車圏はほぼ10キロ、往復20~25キロまで。今年の夏は暑くて全然出られなかったけど、爽やかな季節になってきたので、サイクリングで産直巡りでもしましょうか。
寒くなる前にね。 (2022年9月30日 佳)



















 

2022年8月28日日曜日

市原湖畔美術館・ミロコマチコ展

7月の終わりに、店内の温度が35℃を超えたので、8月はカフェは夏休みにしました。

8月の中旬、市原湖畔美術館にいってきたので、千葉の観光案内を兼ねて、そのことを書きます。湖畔美術館に行くのは2回目、とても素敵なところです。ちょっと行きにくいけどね。


湖畔美術館は、小湊鉄道の高滝駅からのんびり歩いて徒歩30分ほど。ですが、小湊鉄道の本数が少なくて、うちから行くには、選択肢はほぼ一つ、7:29の外房線で蘇我で乗り換えて内房線の五井経由で高滝9:34着。他は乗り継ぎが悪くて全然だめです。この場合、房総横断切符を使っていくとお得。横断切符は一方向にしか進めないので、帰りは上総中野でいすみ鉄道に乗り換えて大原で外房線になります。

駅からしばらく歩くと高滝湖、向こう側に美術館、揚水機と水上彫刻が見えます。美術館の入り口は、大きな橋を渡って、もう一つ小さな橋を渡って、回り込んでいったところ。
1995年に建てられた展示施設の骨格を生かして、2013年にリニューアルオープン。現代アートを中心とした展覧会やワークショップを行っています。


今、開催中なのは
「ミロコマチコ・いきものたちはわたしのかがみ」
これが見たくて行きました。
ミロコマチコさんは絵本作家。2012年「オオカミがとぶひ」でデビュー、日本絵本大賞を受賞。
彼女の描く生き物や植物はエネルギーに満ち溢れています。近年奄美大島に移住。



展示室に入ってすぐ、1番の作品。
「緑と猫」
このコーナーは生き物たちの絵が並んでいます。
ところどころに、彼女の言葉が書かれたプレートがあります。
それがまた、味わい深い。例えば…。

こんな感じです。
自然の中で、そこに存在する何かを捉えようと、目を閉じ耳を澄ます。そこから生まれる作品。奄美大島に移住してから、彼女の絵には、霊性が加わったと言われています。

隣のプレートには「描いているとき、とても勇気があり、静かに心が高鳴っている。その時を共に過ごしたモノたちにも、そんな気持ちが宿っている気がする。」との言葉が。
よくわかる気がします。

2016年の山形ビエンナーレに出品された作品。
これは「あっちの耳、こっちの目(カモシカのおはなし)」で、大きなシカ(1.5mくらいあるかな)が両開きになる紙芝居小屋みたいな車を引いています。実は入り口にもう一つ、クマのバージョンがあります。どちらも、内側にも外側にもびっしり絵が描いてあって、圧巻です。


次の展示室は装画やアートディレクションの部屋。たくさんの動物たち。面白いのだらけ。伊勢丹のクリスマス用の紙袋。本の装丁になった絵、糸井重里とか重松清とか群ようことか、結構有名な人の本もあります。私の親しい友人が、大好きな本「猫は、うれしかったことしか覚えていない」の絵がミロコマチコだと言ってました。NHK のEテレの子供番組でも結構使われているとか。

ここは絵本原画の部屋。
「けもののにおいがしてきたぞ」「まっくらやみのまっくろ」「ドクルジン」3冊の絵本の原画が展示されています。
真ん中のテーブルには絵本が置いてある。見比べると、面白いことに気が付きました。なぜか原画より絵本の方が迫力がある、なんででしょう?たぶん周りに白い枠がないことで、どこまでも広がっていく感じになってるのかな。

地下の展示室は2020年以降の作品が並びます。さらにパワーアップしてますね。
両側に不思議なものがぶら下げてあり、その真ん中の通路を大きなシカの顔の絵に向かって歩いていくという立体作品もあって、そこを歩くのはなかなか刺激的な体験でした。
彼女の奄美での日常の画像も流してました。奄美、いいところだなあ。

ちょっと疲れてきたのでおひるごはんにしましょう。
美術館の敷地内に「BOSSO」というお店があります。メインはピザ。おいしいです。これは房総農家のピザ。アラカルトもあるので、ピザと、旭ポークで作られたソーセージの食べ比べセットと薪焼き野菜をオーダー。サービスで瓶に入ったピクルスをドーンと置いてくれました。

美術館に戻って、もう一度みたいなという作品を見たりしてまた一回り。それから常設展の部屋へ。今開催中なのは深沢幸雄さんのガラス絵展。
深沢さんは銅版画家。奥様の実家のある市原鶴舞に住み製作を続けました。平成29年に92歳で亡くなっています。前回来たときは、版画中心の展示でしたが、今回はガラス絵が中心。版画もいいなと思ったのですが、ガラス絵もとっても面白い。ミロコマチコ展に呼応させているのか、なんとなく生き物の作品が多いような。「元気な不死鳥」という作品が気に入りました。企画展は写真OKだけど、常設展はNGなのでポスターだけ。

常設の立体作品。これはロビーにあります。
「Heigh―Ho」という作品。KOSUGE1-16作。肺胞を逆さにしたような形、モヤモヤとすっきりを交換するそうです。
屋上には700本のチューブが生えていて、風に揺れています。
屋外の草むらの中には、ブリキ(?)でできた人形や動物が顔をのぞかせています。

館内のあちこちに、さりげなく動物たちがいます。
これは地下のフロアから1階に上がる階段の途中。
えーこんなとこにいる!
エレベーターのボタンの横には猫がいたし、どこに何がいるか、探してみるのも楽しいでしょうね。



展望塔でもある揚水機から湖へ延びるデッキから、水上彫刻を眺めるのもめっちゃ気持ちいい。
これは「かげろう」という作品。他にも「湖の祭り」「生命の星(やませみ)」重村三雄の作品キーワードは、生命の循環だそう。
デッキの上のベンチで、ぼーっとして風に吹かれていると、時間を忘れてしまいます。


ミュージアムショップで、しっかり絵本2冊買ってきました。絵本の原画の部屋で見たものです。
ほかに、湖畔美術館オリジナルのクリアファイルも。湖畔美術館のシンボルカラーはグレー。デザインはボーダー。すごっくシックです。夫が気に入っちゃって、これいいな、買おうって。珍しいことです。

帰りは一方通行のルールに則って、高滝駅から小湊鉄道で上総中野へ。ここはいすみ鉄道との乗り継ぎ駅。左側にいるのが小湊鉄道、右側の黄色いのがいすみ鉄道。ここで両方いる写真が撮れるのは、乗り継ぎがいいということ。これも一日に数回しかないラッキーな場面。平気で何十分も待たされるみたいですから。15:16に高滝を出て、大原着が17:18、太東に17:38に着けました。房総半島横断の旅でした。

ミロコマチコ展、とても面白かった!!
いっぱい好きなのあったけど、あえて選んでみました。

「蘇鉄の子」と
「ドラゴンフルーツの花の子」

よくわからないけど、なんか好きです。

(2022年8月28日 佳)

最後に、もう一つの8月のイベント。
8月10日に高円寺・稲生座で水野たかしワンマンライブやりました。約3年ぶりでした。
稲生座とは1978年の開店以来のお付き合い、東京にいたときは毎月歌わせてもらっていました。逝ってしまった人たちへの追悼の歌、新曲や懐かしい曲取り混ぜて、後半は水野たかしカンパニーのメンバーでもある稲生座のエミちゃん、ギターのオバタ君も加わってくれて、いいライブになったことをご報告しておきます。

















































 









初夏の旅~奈良から大津へ

  新緑の美しい初夏の奈良から大津を旅してきました。今回の旅の目的は、特別公開の仏像を見ることと、今まで行きたいと思ってたけどまだ行っていないところに行くこと。 順にご紹介していきましょう。 (今回の旅の目的の一つは特別公開ですが、公開される仏像はほぼすべてが撮影不可です。なので...