2020年8月29日土曜日

東ティモール・オンラインツアー

 

8月26日、東ティモールのコーヒー生産者を訪ねるオンラインツアーに参加しました。

 

主催は、私たちがいつもコーヒーの生豆を購入しているパルシック。毎年夏においしいコーヒーに出会う旅というコーヒー生産者を訪ねるツアーを開催していますが、今年は新型コロナの影響で、実際に行くとこはできません。そこでオンラインツアーの企画、パルシック東ティモール事務所の代表・伊藤淳子さんがコカマウ(マウベシコーヒー生産者組合)のエルダウトゥバ集落から、現地での収穫、加工、焙煎…を伝えてくれました。ツアー時間は午後2~5時の3時間、質問コーナーも何度かあって、充実した内容でした。

 

まずは、首都ディリの観光。ここはフリーガイドの松村さんが担当。ディリの市内には、おしゃれなお店やショッピングモールもあります。教会や抵抗運動博物館、サンタクルス墓地、東ティモールの歴史に触れながら案内してくれました。「カンタ!ティモール」の上映会を通して、ティモールの歴史はある程度理解しているつもりでしたが、サンタクルスの虐殺のきっかけは知なっかったし、海を見下ろす絶景の地に立つ大きなキリスト像・クリストレイも知りませんでした。勉強になりました。

それにしても、ティモールの景色の美しいこと!

 

山道を歩いてコーヒー畑へ向かいます。

 

東ティモールのコーヒーは、ポルトガルの植民地時代に作られたプランテーション跡地と1960年以降の小規模農家のの栽培地ですが、インドネシアの軍事支配下でコーヒー栽培に関する技術や知識が継承されなかったため、木が老朽化し、収穫量が落ちているとのこと。パルシックでは、コーヒーの木の再生プロジェクトも進めていて、ここエルダウトゥバがいち早く積極的に取り組んでいるそうです。

そんな話をしながらコーヒー畑に到着。コーヒーの実の収穫作業です。真っ赤に熟れた実だけを収穫すること、いいのはこんなの、ダメなのはこんなのと教えてくれてみんなで収穫。今回は男性ばかりでしたが、女性も収穫することもあるとか。(実はここにある写真は今回のツアーのものではなくパルシックのマウベシの別の時の写真です)高いコーヒーの木、上の方の実はどうやってとるの?と聞くと、長い木の棒を持ってきて、それで枝をひっかけて引っ張ってたわませて収穫するのをやって見せてくれました。昔柿の実をとるのに使った棒みたい、いいなあこういうの、なんて思いました。

 

収穫した赤く熟した実(コーヒーチェリー)を、シートの上にに広げて選別します。

それから加工作業に入ります。バケツに入れてまず水で洗う、するとゴミや葉っぱや軽い実が浮いてくるので、それを取り除く。

ちなみに、水は大きなタンクからひいて使っていましたが、それは2年前くらいにパルシックの支援によってできた設備、それまでは川に水を汲みに行っていたそうです。すごい!

 

今回は、ナチュラル、ハニー、水洗式の水あり、水洗式の水なしの4種類を実際に見せてくれました。ナチュラルは洗ったチェリーをそのまま木枠に網を張った台(アフリカンベッドという)に広げ、天日に干して乾かします。ハニーは脱穀機にかけてある程度果肉を取り除いたものを干します。水洗式は、脱穀機にかけたものをさらに水洗いして果肉をきれいに取り除いてから一日おいて発酵させてから干します。おいておく間、水を入れてつけておくのが水あり、水を入れないで発酵させるのが水なしです。水洗式は昨日やっておいたものを出してきて、コカマウのコーヒー技術指導責任者のネルソンさんが見て、これはもう少し置いておいた方がいいとかアドバイスしていました。ナチュラル以外は脱穀機にかけるのですが、この機械は生産者の方の手作り。木で作ってあって、木のハンドルを手で回す、いたってシンプルですがコーヒーチェリーの果肉はきれいに取れていきます。これもすごい!

産地で加工されたコーヒーはディリの二次加工場に送られます。ここでまた選別され出荷されるまでの過程を、畑から集落に帰る間に、あらかじめ撮っておいたVTRで見せてくれました。ディリの工場には、もう何十年もコーヒーの選別作業をしているベテランの女性もいるそうです。現地の工場責任者の方が案内し丁寧に説明してくれました。

 

さて、エルダウトゥバの集落に戻って、いよいよ焙煎です。

まずは木の臼に入れた豆を棒で突いて、パーチメント(内果皮)を取り除きます。ざるに入れてあおって、上手に要らないものを外に出していく手さばきは見事です。

ティモールでは、中華鍋を使って直火で焙煎します。火にかけて、ひたすら混ぜ続けます。台所はけむりだらけ、「目が痛い、痛くないの?」と伊藤さん。生産者のお嫁さんの女性はものともせずにかき混ぜ続けます。だんだん色がついてきて、いい色になってつやが出てきて、ああコーヒーだとなるまでに約20分くらい、大変な作業です。彼女は週2回焙煎しているそうです。

ここでは、台所は母屋とは別になっていて、家族が集まる場所。出産も台所で行われるそうです。

(この写真も今回のツアーとは関係ありませんが、こんな感じです)

焙煎した豆を挽くのにも、先ほどの臼と棒を使うようです。

 

生産者の皆さんとパルシックの現地スタッフと伊藤さん、コーヒーを淹れてもらって屋外で飲みながら、今日3回目の質問タイム。今までは東京のスタッフを通しての質問でしたが、今回は参加型、質問者は直接顔を出して現地とやり取り。いろんな質問があり、それぞれのお答えになるほどと思うことがいくつもありました。現地の方たちの、“いいコーヒーを“作りたい、届けたい” という思いがひしひしと伝わってきて、とても良い時間が持てたと思います。あっという間の3時間でした。

(この写真はマウベシの風景、byパルシックです)

 

初めてのオンラインツアー、初めてのzoom、ちょっとドキドキでしたが、今回は希望しなければ音声も映像も出さないから気楽にコーヒーを飲みながら参加してくださいとのことだったので、ちゃんとティモールのシティローストのコーヒーを淹れて出発しました。

いつか東ティモールに行きたいねとずーーっと話していましたが、なかなか行けなくて。でも今回はコロナのおかげで思いがけずオンラインツアーに行くことができてとてもうれしかったです。

パルシックの皆さん、エルダウトゥバの皆さん、本当にありがとうございました。

 

*ここに載せた写真は、すべて今回のオンラインツアーの写真ではありません。パルシックまたは東ティモールで活動する他のNPOなどの過去の写真のフリー素材から、イメージの近いものを選びました。

 

パルシックのオンラインツアーの1週間ほど前のこと。

上野の芸大美術館で行われている「あるがままのアート~人知れず表現し続ける者たち」の、オンラインロボット鑑賞を体験してみました。

 

あるがままのアートは、アールブリュット(アウトサイダーアート)の展覧会、海外でも評価の高い25人の作品が展示されています。

アールブリュットには以前から興味があり、好きな作家の作品も出ているので、ぜひ行きたいと思っていました。

その展覧会で、ロボット鑑賞という試みがあり、こんな時期だからそれいいかもと申し込んでみました。

ロボ鑑賞ってどんなの?というと…。

ロボットといっても、A4くらいのパネルに足がついたものが動くもの。

それを自分で動かして、好きな作品の前まで行って、近づいたり離れたり、向きを変えたり、ズームしたりしてみるのですが、これがかなり大変。まずまっすぐに動いてくれないし、曲がるのは難しい。目的地に行っても、角度も定まらないし、近すぎたり遠すぎたり、上向き下向き、ちょっと動かすつもりがどーっと動いちゃったり。操作にやっと慣れてきたら、もう1時間の制限時間の半分以上を過ぎていました。実は一つのロボットに一人のスタッフが付いて歩いていて、どうしてもうまくいかないと、手で引っ張ったりして角度を直してくれたりするのですが、なかなか見たいものを見るには至りませんでした。本当はパネルにこちらの顔が映されて、音声もつながっているのですが、うちのパソコンはカメラが付いていないので、音声だけのやり取りでした。実際のロボットの画面はどうなっていたのかな。

 

1時間の鑑賞時間が終ったとき、まったく見た気がしなくて、やっぱり実際に行こうということになりました。その場で予約、この展覧会は時間指定の予約制、1週間分ずつ予約を受け付けています。料金は無料。どうせなら勢いでと2日後に予約を入れて、上野まで行ってきました。

とても暑い日で、そのせいもあったかもしれませんが、こんなにすいてる上野は見たこともないという程、駅も公園の中もすいてました。

 

2時間ほどかけてじっくり鑑賞しました。大好きな澤田真一さんのとげとげの生物たちもありました。中野のアールブリュット展で彼の作品に魅せられたのが、私のアールブリュット体験の始まり、もう10年くらい前のことです。それ以来、折に触れて調べたり体験したり、数年前には滋賀県のボーダレスアートミュージアムNOMAにも行きました。

今回の展覧会、見ごたえがあってとても刺激的です。9月6日までなのであと少しですが、機会があればぜひ行ってみてください。

 

この展覧会、ほとんどが写真OK、以下は作品の写真たちです。(8月29日 佳)

 

2020年7月29日水曜日

コーヒーゼリーとアイスコーヒー

 


蒸し暑い日が続きます。

雨が多く、曇りでもじとっとしている日ばかりの月だったように感じます。

 

このところ、コーヒーゼリーをよく作ります。喉ごしがよくってツルっと入っていく感触が心地よい、夏のスイーツです。

実は、最近はゼリー(ゼラチン)ではなくアガーを使っています。

アガーってご存じですか?アガーは寒天由来なので植物性、だけど寒天とは全然違う感触、動物性由来のゼラチンともちょっと違う、不思議なものです。アガーの利点は、何といっても暑くても溶けないこと、ゼラチンで固めると、冷蔵庫から出すとだんだん溶けていくけれど、それがない。寒天由来なので固まるのも速い。冷蔵庫に入れてしばらく置いても痩せていかない。逆に弱点は煮ないと固まらないこと。寒天と同じように、火にかけて1~2分沸騰させないと固まりません。ゼリーだと湿らせといてレンジでチンでもできますが、この湿らせておくのが結構うまくいかなくて、固まりができちゃったりすると濾さなくちゃならい。それに比べると、煮溶かすから完全に溶けます。

でも何といっても食感が好きです。ホントにゼリーでも寒天でもないプルプル感。いい感じの美味しさです。深煎りのコーヒーで作ったり、軽めのコーヒーで作ったり、いろいろやってます。

東京でライブハウスの店長をやっている息子が、コーヒーゼリーのレシピを教えてと言ってきたので、アガーで作るレシピを教えたところ、お店で大好評だそうです。アガーを見かけたら作ってみてください。果物のジュースやココアゼリーもいいですよ。私もコーヒーゼリーに飽きるとほかのもの固めてます。

 

レシピ(4~5個分)

コーヒー液450㏄にアガー8gとお砂糖45g

アガーとお砂糖を混ぜておいてからコーヒーを入れて火にかけて煮立たせる。お好みでコーヒー用のクリームを添えて。

 

今度はアイスコーヒーの話。

最近私は、朝はアイスコーヒーかアイスオーレを飲むことが多いです。特にお散歩の後とかはどうしてもごくごく飲めるものになっちゃいます。夫は毎朝必ず熱いコーヒーを淹れて飲んでますが…。

 

炎の雫のアイスコーヒーは、水出しコーヒー2種と松屋式で淹れたコーヒーを冷やしたものと、その時々で。

水出しの1つは、細かく挽いた粉を紙のパックに入れて水に浮かせて一晩おいたもの(これは夏場は販売もしています、450~500cc35のパックが3つで550円です)、ストレートで飲むのにピッタリなすっきりした飲み口になります。水の量や抽出時間はお好みで、お店では倍の量で時間は12~15時間くらい置いています。

もう一つの水出しは、Iwakiの水出しコーヒー用ウオータードリップコーサーバーを使ったもの。こちらは、40gの粉に450の水でゆっくり3時間くらいかけて点滴のように抽出します。先ほどの水出しパックよりもずーっと濃厚なシロップやミルクにも負けないアイスコーヒーが出来上がります。

最後に、炎の雫のコーヒーの基本である松屋式。松屋式ドリップで淹れたコーヒーを、お湯ではなく冷水で濃い目に薄めます。アイスコーヒー用の配合は試行錯誤しつつ決めました。松屋式のクリアさが味わえるきれいなコーヒーです。

 

使っている豆は、東ティモールのフレンチ(深煎り)が中心ですが、フルシティ(中深煎り)や他の豆(ブラジルとかコロンビアとか)を混ぜたり、その時々で違います。どんなアイスコーヒーに出会えるか、楽しんでいただければと思います。


先日、茂原のアスモ劇場で、水野たかしは久しぶりのライブをやってきました。

客席は舞台とは離れているし、一つ置きに座れないようにしてあり、消毒も設置されていて、出演者が変わるたびにマイクも変えてと、感染防止の対策を取りつつのライブでした。空間的に余裕のあるアスモだからできること、小さなお店ではなかなかライブも難しいかなと思ってしまいました。

本納のスタジオクローブでのノンボーダージャム、毎月やっていましたが、4か月ぶりに再開。こちらは、ステージと客席の間にビニールシートを貼り、同時配信をしつつのライブという対策をとっていたとのこと。皆さんいろいろ工夫しつつ必死に頑張っています。

 

炎の雫では、2月の末のやなぎ&水野のライブ以来、イベントはやっていません。上映会もライブもしばらくはできなさそう。いつになったらできるのか、先の見通しは立ちません。

一時落ち着いたかに見えたコロナですが、7月になってだんだん増えて大変になりつつあります。

先日お店に来た知人は、2年くらいはダメじゃないかと言っていました。長期戦になりますね、じっくり、ゆったり構えていきましょう。

 

皆様、体調にお気をつけて、こんな中でも楽しく過ごせますように。(2020729日 佳)

2020年6月28日日曜日

ご無沙汰しました。

3か月ぶりのブログです。

 

前代未聞の緊急事態宣言とその後の近況報告。

 

4月、5月はカフェはお休みし、コーヒー豆の販売のみで営業しました。4月10日に予定していた寺田町のライブも残念ながら中止。

 

5月29日にカフェを再開。入口に消毒液を置いて、店内はテーブルと椅子の配置を変え、屋外席を2つ設置し、食べ物メニューは減らして営業しています。当面、17時閉店です。

 

緊急事態宣言が出ている間は、ほとんど家にいました。

時々豆を買いに来てくれる人もいるし、買い物は生協もあるからそう必要ないし、気分的にどっか行こうと思えないし。時々自転車で近隣に出かけただけ。

でもね、これが隠遁生活みたいで結構心地よかったのでした。お店スペースのテーブルの上にいろんなものを出しっぱなし。一つはミシンを置いといて、麻袋のバッグや小物作り、いろいろ出来ました。(絶賛?販売中)

別のテーブルには色鉛筆とスケッチブックを出しっぱなしで、時々絵を描く。さらにもう一つはコーヒーのハンドピックグッズ、生豆、焙煎豆、コーヒー用の袋、スタンプにシール、入り混じって置きっぱなし。大きなテーブルはごはん食べるのに使っていて、そこには調味料とかが置きっぱなしでそれがだんだん増えてく感じ。

作業に飽きると、本を読んだりDVDを見たり。お休みの間にハリーポッターとファンタスティックビーストのDVDコンプリートし、森博嗣の新シリーズ読み返しました。ちなみに、森博嗣のwシリーズ、wwシリーズ、面白いですよ。人間と有機的に作られたウォーカロンと人工知能トランスファーの織り成す近未来世界、人間とは、生きているとは何かという哲学的な問題を相当含んで物語は進行していきます。興味があれば、ぜひご一読を。

 

コーヒーは注文を受けてから焙煎するシステム、メールやお電話をいただくと焙煎に入ります。ありがたいことにこの期間、夫は焙煎作業が結構忙しく、時間があるとスタジオでの音楽作業。いつもは音は主に夜ですが、この期間は昼間もスタジオにこもったりしていました。新曲もできたみたいですよ~。

 

新曲といえば、半年ごとに炎の雫に歌いに来てくれる寺田町が新しいアルバムを作ったようです。この期間を使って、錚々たるミュージシャンたちとの録音風景をユーチューブにアップしていました。刺激的で素敵な映像でした。出来上がりが楽しみです。

 

これ、なんだかわかりますか?

これは 蘇 と言います。飛鳥時代のチーズです。貴族の食べ物でした。

牛乳をひたすら煮詰めて作ります。

 

奈良に行ったとき、橿原神宮の近くのホテルで見て知ってはいたのですが、買ったことも食べたこともありませんでした。それが、自粛期間中、ネットで密かにブームになっているとか。最低でも2~3時間、つわものは10時間もかけてる人もいるみたい。

気まぐれで夫が作りました。うちのは3時間くらい。さらに数日寝かせます。長く置くほど熟成するよう。

3日後、食べてみると、チーズというには甘みがあって不思議な味でした。さらに2週間くらい置くと、ほんとだ、熟成してる!と思える味に、チーズに近づいたかなと思いました。こんなものがブームになるって、面白いですねぇ。

 

緊急事態宣言が解除され、時々ピザを食べに行っているカフェ923に久しぶりに行きました。

ここは大好きな場所、ピザはおいしいし、ケーキもおいしい、居心地はいいし、ゆっくりできる、その上自転車で行けるし、最高です。

お天気が良くて、外のテラス席でくつろいで食事しました。

写真はマルゲリータ、夫の大好物、本当においしいですよ。

 

923もテイクアウトのみにしていたそう、解除されてよかったなあと心から思います。

 

923での外での心地よさに味を占めて、炎の雫でも屋外席を増やそうと思いつき、エントランスの窓の外側にひさしをつけることにしました。オーニングテントというそうです。発注して届いたのは梅雨に入る直前。今のうちに…と作業することにしました。突っ張り棒が飛んでいかないように木で止めを作って色を塗る。ペンキを塗ってたら、外壁がはげはげなのに気づいちゃって、ちょっと塗るか、とやりだしたら、結構大変になっちゃいました。5年経ってるから、仕方ないよね、と言いながら、実はかなり楽しかったりしました。

 

出来上がったオーニングの下に小さなテーブルと椅子、前からあるイケアのテーブルと椅子は午後になると影になる場所において。屋外席2つになりました。風を感じて気持ちいいです。コロナ対策にもなるし、この夏は外でアイスコーヒーを、なんてどうですか?

自粛中に近隣サイクリングで見つけたピカイチ、

軍茶利山東浪見寺。

 

前を通ったことは何度もあるけど、階段を上って行ったことはありませんでした。

一宮まで行った帰り、この際だから行ってみようかと初めて上ってみたら、素晴らしい!!

上った先にまた階段、その上にもまた階段。200段ほどあるらしい。こんなに奥深いなんて思ってもみませんでした。

聖徳太子が建立したといわれ、山門、本堂、観音堂、鐘楼がある古くて趣のあるお寺。

本尊は軍茶利明王像で、千葉県の指定文化財。

毎年1月28日に公開されるという。

仏像好きの私としては、ぜひ見たいものだと思いました。

 

お寺の周りも素敵です。ここはどこの山の中?と思う程木々が生い繁り、洞庭湖などの湖もある。ぜひ行ってみてください。

 

人間界がコロナで大騒ぎしているうちに、自然界は着々と進んでいます。

気が付けば、田んぼは浅緑一色に、見渡せば新緑は濃く深く、目に映るのは緑の世界です。いい季節になりました。

 

ここいすみ市では、コロナ感染はほとんどでなくて、比較的のどかでした。それでも一時は買い物やら学校お休みの影響やら、みなさんいろいろ大変だったと思います。

窓から見てた外房線は、誰も乗ってないかもなんて時もあったけど、車内の人影は着実に増えています。

 

散歩してても人にはほとんど会わないから、マスクもせずに歩いています。もともと密ではなく疎ですから。それでもコロナの影はいたるところにあるように感じます。早く終わってほしいものです。無理かな。

 

私たちの最近の日課は、雨が降っていなければ、夕方外に出ること。雑草抜いたり、草刈りをしたり、枝切りをしたり、ちょっとだけ植えてる野菜をチェックしたり、その後座って、夕焼け見たり、時にはコーヒー飲んだりして、長閑っています。贅沢な時間です。東京に住んでなくてよかったなあ、と思いながら。 (2020年6月28日 佳)

2020年3月30日月曜日

春なのに…


春なのに、桜も咲いたのに、

心晴れません。

 

何という寒さでしょう。昨日東京は大雪、ここいすみでは冷たい雨と強い北風。3月も終わりだというのに。

 

ここ12か月、ずっとすっきりした気持ちになれないまま生活しているような気がします。

 

中国の武漢で謎の肺炎で人がたくさん死んでいるらしい、なんて言ってた頃はまだまだ対岸の火事でした。横浜の沖で豪華クルーズ船が立ち往生している頃も、大変ねと言いながらテレビ見てました。

 

 

 

そのうち終るだろうなんて言ってられなくなったのは、2月の終わりころ。3月の予定をキャンセルしようかどうしようかと考え始めました。

3月に私は、定期的に続けている知的障害を持つ若者たちとごはんを作って食べる会を予定していました。その会では、隣にピッタリくっついて、時には手を取って、一緒にお料理を作ります。濃厚接触とかリスクなんて言われだした頃で、ごはんの会はまさに濃厚接触だし、食べ物を扱うし、スタッフは60歳以上が中心だし、参加者のみんなは障害があるということそのものがリスクだし、電車やバスに乗って集まってくるし、数え上げたらきりがない。時を同じくして、杉並区で感染者が出ました。予定していた会場のすぐそばにある病院で。これはもう中止するしかないと決断、「322日のごはんの会は中止します」と参加者にメールしました。

 

同じ杉並区高円寺の稲生座で、31日に予定していた水野のライブも、あるミュージシャンがライブの中止を告知したのを見て、悩んだ末に延期にしました。

 

ただし、その前日、229日にここ炎の雫で予定していた「やなぎ・水野たかしライブ」は、濃厚接触にはならないからいいかな、と考え、テーブルの配置を少し変え、アルコール消毒液を用意して、やることにしました。やなぎさんの主張のあるフォークソングと震災の時のことを交えた話(彼は岩手に家があります)、とてもよかった!! お客様は数人でしたがしっかりと聞いて下さって、いいライブだったことをご報告しておきます。

 

それから、いつも通りの営業を続けました。いつもたくさんの方が来る店ではないので、いつもと同じ、むしろいつもとは違う方が時々来たりします。炎の雫のことを高円寺で聞いてきたという方が来たり、若い人も何人か、カップルや、サーファーだという人や、明日からインドに行くはずだったのにビザが停止になってしまっていすみの友達のところに来たという若者も、太東海岸でコーヒーを飲むために来たという人がいたり、なんだか不思議な日々です。

 

近所のパン屋さんはいつもより混んでるし、100均もスーパーもなんとなく人が多い。ほとんど誰にも会わない神社でも、若いカップルや家族連れを見かけたりして、みんな行くところに困ってるのかなと思ったりしました。

 

そんなこんなですが、心のどこかに引っかかるものがある。もしかして感染してたら誰かに移してしまうかもしれない、と思ったら、遠出するのも憚られます。大好きな睦沢のパン屋さんときわぎ工舎に行きたいなと思っても、ときわぎさんは障害のある人たちが働いていることを考えると、うかつには行けません。見たい映画もあるけれど、今はやめとこうとか。2月の終わりに二人目の孫が産まれましたが、まだ会いに行っていないし。そういう小さなことがどんどんつみかさなって、ストレスになっていきます。

 

人間って変なものですね、めったに出掛けない日常を送っているとしても、おうちにいてくださいと言われたら、出かけたくなる。行っちゃだめとなると行きたくなります。困ったものです。毎日毎日ニュース見たってどうなるものでもないと思いつつ、見続けてしまう。目が離せないのです。これも困ったものです。

 

新型コロナウイルスの話。

 

そもそもの疑問は、なんでこんなに感染が拡大するのかと、なんでどんどん人が死ぬのかということ。

始めはインフルエンザと同じことでしょ、と思っていました。アメリカではインフルエンザで毎年何万人も死んでる、日本だって相当数の人が死んでる、だからコロナだって、と思っていました。

あれよあれよといううちに、感染の中心は中国からイタリアへ、そしてヨーロッパ各国、アメリカへ。世界的大流行・パンデミックと呼ばれるようになって、でも日本では感染者も死者も、ちょとずつ増えてるものの欧米ほどではない。これはいったい何?

 

小さな小さなウイルスが、細胞が他の細胞との情報伝達に使うカギのセンサーを使って細胞の中に入り込む。ウイルスは、細胞内にある増殖のための設計図と工場を利用して、大増殖する。それから細胞の外へ出て、肺と気管でどんどん増えて、終には取り付いた人の命を脅かす。また咳やくしゃみによって空気中に出たウイルスは、新しい取り付き先を求めて、物体の上や空気中に残存し、目、鼻、口から新しい体に移っていく。その締め切りまでの時間は意外と長い。例えば、空気中では3時間、段ボールの上では1日、金属やプラスチックでは長いと3日くらい生きていて、取り付く相手が来るのを待っている。なるほど、だからどんどん拡大するのかと納得。

 

新型コロナの場合、感染してから症状が出るまで5~6日、長い人では2~3週間かかり、症状が出る前からウイルスを俳出している場合もあるらしい。ウイルスの排出期間は約20日間(または死亡するまで!)、長いと37日も続いた例もあるという。さらに問題なのは、無症状病原体保持者の存在。症状がない人がウイルスを排出しながら動くことで、感染は拡張していく。無症状病原体保持者はウイルスを一月もまき散らし続けるわけで、それではどんどん感染が拡大しても不思議はない。潜伏期間を考えると、そろそろ感染爆発が起こるかもと考えたりします。恐ろしいです。

 

ちなみに、インフルエンザでは、感染してから発症まで3日ほど、症状が現れてから最初の2日間にウイルス排出が起こり、それが最大1週間続く。つまり症状が出てから1週間ちょっとすれば、もう感染しないことになる。だから感染者が出てから学級閉鎖をするのでもある程度の効果はあり、熱が下がって1週間したらもう学校行っても大丈夫と証明されるわけですね。

 

また、多くの人への感染を広める人とそうでない人がいるらしい。それをスプレッダーというけど、どんな人がスプレッダーになるのかはまだ不明という。なんとなく、元気な無症状保菌者ほど多くの人を感染させているような気がするけど、気のせいでしょうか。

 

感染のメカニズムについては、ちょっとだけ理解しました。

次の疑問は、なんでこんなに人が死ぬのか、ということ。これがわからない。

そもそもコロナウイルスというのは前から存在していて、一般の風邪の原因の一つでもあったらしい。子供は近縁のコロナウイルスを原因とする風邪にかかりやすくて、その免疫を持っている可能性があるから子供はかかりにくいとか、子供の免疫系は常に警戒状態にあり、大人より素早く戦うからとか、いろんな説があるようですが、実際のところはわからない。最近では子供の重症化の例も出ているし。イタリアやアメリカの死者の多さは、医療体制の問題も大きいとは思うけど、まだ大流行する前から、病状が悪化したらあっという間に亡くなってしまう例が多発して、専門家も驚いていたみたいです。だって、途上国ならまだしも、アメリカなんて、最高峰の医療水準のある国ですよ、いったいどうなっているのか、未だ疑問のままです。どなたか教えてください。

 

328日の夜、ショッキングなニュースが飛び込んできました。千葉の知的障害者入所施設での集団感染です。職員と施設利用者58人が新型コロナウイルスに感染してしまいました。恐れていたことが起きてしまったのです。私のごはんの会のメンバーたち、入所はせずに在宅で作業所に通っていますが、知的障害者です。他人事ではありません。知的障害のある人は、自閉傾向があったり、パニックを起こしたり、時に自傷他害もあったりします。いつでも同じ生活パターンを好み、予定の変更は苦手です。そんな人たちが、予想外の状況に置かれ、検査や入院や隔離生活を送らなければならないなんて、どんなに大変か、わかるだけに心が痛くなります。幸い、県は感染した職員さんは入院させたものの、ほとんどの利用者さんたちは施設にとどまって医療スタッフを派遣するという対応にするようです。それでも、いつものスタッフがいないことで不安になるでしょうし、自傷行為やパニックなどを起こしてしまうかもしれない。施設の看護婦さんは、慣れている人でないと駄目な方もいると話していました。彼らが少しでも安心して生活できることを願ってやみません。

 

ですが、障害を持つ人たちは本当に大変なことになっているとき、それを感じ取る能力を持っています。9年前の東日本大震災の時、私は中野の特別支援学校にいました。放課後クラブの仕事をしていて、学校にお迎えに行ったちょうどその時、大きな揺れが来て、学校の指示で体育館での待機となりました。生徒やお迎えの方、教職員、相当な数の人が体育館に入って、これは混乱するなと覚悟しました。重度の自閉症の人もたくさんいたのです。ところが誰一人騒ぎません。声を出す、飛び跳ねる、走り回る、パニックになって暴れる、普段そんな人たちが、じっと座って待っていました。ほんの数人が先生に連れられて静かに出て行っただけでした。それを目の当たりにして、私は、ああ彼らはわかっているんだと思いました。そんなことを思い出し、きっと大丈夫、と信じています。

感染は施設全体に広がり、90人近くになってしまいました。利用者の方で入院が必要な人も出てしまったようです。誰も重症化せず、早く平穏な日々に戻ることができるように、祈るような気持ちです。

 

目に見えない、匂いもしない、小さな小さなウイルスという名の魔物に、人間はどう対していけばいいのか、まだまだ考え続けなければならないと思います。

 

その昔、江戸川乱歩のTVドラマのオープニングで「町をを歩いていてこんなことを考えたことがありませんか?…あなたの隣にいる人は殺人者かもしれない…」というメッセージがあったのを妙に覚えているのですが、今は隣にいるのは感染者かもしれない、とつい考えてしまいます。疲れますね、それがいつまで続くのかわからないから、尚疲れます。仕方がないと思いますが。

感染しない、人に感染させない、そのためにどうすればいいか、考えつつ、何とか乗り切っていきましょう。

 

これ以上ひどくなりませんように、心穏やかに暮らせる当たり前の日常が戻りますように、

春なのに心晴れず、ではなく、春だから心浮き立つ、と言える日が早く来ますように、

祈るしかありません。

 

みなさま、ご自愛ください。(2020330日 佳)

 

写真は、うちからワンブロックの田んぼの脇ににある桜です。昨日の雨風に耐えて満開。そういえば、うちの山桜も今年はたくさん咲きました。今までで一番なくらい。せめて春の気分をね。

 

 

*参考

 

新妻免疫塾 免疫学研究者によるやさしいコロナウイルス解説①~⑧

https://www.youtube.com/watch?v=yM9wCG23iQ0

ユーチューブで新妻免疫塾と検索してください。‘’

新妻耕太さんは、スタンフォード大学で免疫学の研究をしています。上総一ノ宮にある“たまアート創作工房”のこまちだたまおさんの教え子です。小中学生にもわかりやすい内容、興味がある方、ご一覧を。

 

MIT Technology Reviw

ニューズライン 新型コロナとインフルの似ているところ、違うところ=WHO報告

technologyreviw.jp

 

 

2020年2月26日水曜日

東ティモールからの手紙

 

 

先日、映画「カンタ!ティモール」の広田奈津子監督から手紙が届きました。

 

タイトルは、

アレックスの遺族へご寄付をくださったみなさまへ”

 

アレックスの奥さんのサンドラのもとへ届けられた寄付金についての報告と監督からのメッセージ、サンドラのからの手紙も添えられていました。

 

 

201711月に急逝したアレックス、12月の追悼の会(東京・名古屋)をはじめとして、たくさんの寄付が集まりました。広田監督は、寄付を日本で大切に保管し、現地の治安を考えつつ何回かに分けてご遺族に渡しているとのこと。(201812月、20197月、201912月に、監督ご自身またはご友人が直接手渡ししています)昨年と今年、それぞれ15000USドル渡すことができたそうです。

 

広田監督からのメッセージです。

 

‘’アレックスの奥さんサンドラから私への手紙には、『私たちには日本にたくさんのまだ見ぬ家族がいる。暖かいサポートに感謝しながら、私たちも日本の家族が元気でいるように、毎日祈っています。伝えきれない感謝を送ります。ありがとう!』とありました。

遠いサンドラたちのことを想ってくださり、その状況を察して、親族のように温かいお気持ちを寄せてくださったことがありがたくて、私も胸がいっぱいになります。私たちだけでは到底かなわない援助でした。

本当にありがとうございました。今後も、毎年継続して残りのご寄付をお渡ししていきます。どうか長い目で見ていただけたら幸いです。ありがとうございました。‘’

 

また、日本の人々へのサンドラからの手紙を監督が訳したものも書かれていました。。

 

(サンドラからの手紙)

 

日本の人々へ

 

日本の人々へ、アレックスの名前のもと、私たちの心からの感謝をお伝えします。

夫が亡くなった時から、今に至るまで、私たちを助け続けてくれて本当にありがとうございます。私たちには贈るものが何もありません。だけど、私たちの心はいつもあなた方とともにあります。

たくさんのお気持ちを寄せていただいたことに、もう一度、ありがとうございます。

  アレックスの家族 サンドラ

 

炎の雫の上映会でも、たくさんの寄付をいただきました。

アレックスが亡くなってからは、上映会をする度に、奥様と5人の子供が残され、(当時は一番下のお子さんはまだおなかの中でした)広田監督が募金を募っている、募金は広田監督が直接ご遺族に届けると話すと、たくさんの方が募金箱に入れてくださいました。CDを買って1万円札を出してお釣りはアレックスに、と言ってくださった方もいました。長女エルセアが日本でいうと中学から高校になるくらいの年で、医学を勉強したいと頑張っている、かつてアレックスも亡命していた時医学を学んでいたと、監督から聞いた話をすると、自分にも中学生の娘がいて他人事とは思えないと募金してくれた方もいました。皆さんそれぞれの思いで協力してくださったこと、本当にありがとうございます。

これからも、できる限り上映会を続けて、長いスパンで関わり続けていけたらと思います。

 

 

★「カンタ!ティモール」上映会は、ご希望に応じて開催しますので、お問合せ下さい。

 

アレックスに捧げるCDを作ったのは昨年の11月、アレックスの命日119日に発売しました。アレックスの歌を日本語で歌わせてもらうにあたり、広田監督とやり取りし、ご遺族にも話していただいていました。それで、出来上がってすぐに広田監督に渡し、12月に監督のご友人が寄付と一緒にCDを持って行って下さったのです。

さて、もう一つ、個人的な手紙も同封されていました。

 

夫・水野たかしのCDSpirit」を、ご遺族に届けてくださって、そのお礼の手紙をサンドラとエルセアが書いてくれたのです。

 

 

 

サンドラの手紙は、落ち着きを感じられる文字で書かれていました。

 

「アレックスが歌おうとしていたことを敬ってくださり、あなたの作り出す音楽にインスピレーションとして引き出してくださったことに、感謝をささげます。アレックスの思い出を胸にしてこれらの曲たちを聞くことができるので、私はとても幸せです。私も、子供たちも、喜びの中で聞いています。ありがとうございます。」

 

エルセアの手紙は、女の子らしいかわいらしい文字、顔文字みたいなのも混じったりしています。

CDをいただいてありがとうございました。あなたのインスピレーションにアレックスお父さんが出てきてくれて感謝します。お父さんはもういないけれど彼の魂があなたを(私たちを)守りますように!ティモールから大きな愛を」

 

二人の手紙を読んで、なんだかホロっとしてしまいました。

遠くティモールの地で、私たちが作った歌が、喜びをもって聞かれている、それもあのアレックスのご家族に、です。なんて嬉しいことでしょう。胸が熱くなります。これもアレックスの見えない力ゆえかもしれません。

 

アレックスの思いを、歌を、継いでいくものに名を連ねることがことができるならば、幸せなこと、大切に歌い続けていきましょう。

 

ところで、世の中は新型コロナウイルスの感染拡大で騒然となっています。

高円寺の稲生座で、31日に水野たかしの誕生日ライブが予定されて得いましたが、状況を鑑みて延期となりました。

先が見えない状況です。早く終息することを祈りたいと思います。

 

そんな中ですが、炎の雫では、今週の土曜日229日に、やなぎ・水野たかしライブを予定しています。19:00スタート、1500円+order 、濃厚接触にはならないと思います。よろしければ足をお運びください。(226日 佳)

 

  

2020年1月26日日曜日

2020年 1月のアルバム

 

2020年が始まって、はや1月近く経ちました。

遅ればせながら、新年おめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

これは初日の出、と言いたいところですが、1月2日の日の出です。うちから撮りました。

元旦に撮ろうとしたけれどダメでした。今年は、わざわざ海岸に初日の出を見に行った人も見られなかったとのこと、海に上る太陽をバックにサーファーたちが手をつなぐはずだったらしいのですが、、、

残念でしたね。それ、見てみたいなあ。

 

今年の初詣は、自転車で。

玉前神社の本宮というのがあると聞いて、行ってみました。上総一ノ宮の玉前神社は、ここらでは一番の初詣スポットですが、その本宮は東浪見の国道からちょっと入ったところに、ひっそりとありました。何にもなくて、静かで、いい感じです。近年道沿いに看板が立つようになったそうですが、地元の人でも知らない人もいるようです。

 


せっかくだからと、海まで行くことに。

釣ケ崎海岸・志田下の大鳥居、今年初の海。ここはオリンピックのサーフィン会場になるところ、海岸の工事中が気になります。

さらに馴染みの太東海岸へ。こっちはサーファーが出てて、海と空がきれい。ああ海だあ、去年はあまり海に来なかったな、今年はもっと海に来ようっと。

帰りにもう一つ、中原の玉﨑神社へ寄りました。ここは私のお散歩コース、大好きな神社です。大きなご神木と、境内にあるもう一つの神社(琴平神社)の木々に囲まれた空間、"樹“好きの私にとってはたまらない場所です。近隣の初詣もいいですね。

今年の初美術館は、7日千葉県立美術館。

「後藤純男の全貌」展。ほとんど知らなかったけれど、日本画の大家でした。若いころの「もう一歩踏み出せば抽象にいってしまう」と評されていた滝の絵とかがとてもよかったです。法隆寺の百済観音を書いた絵も印象的でした。千葉県立美術館は、初めて行ったけど、良い美術館でした。おすすめです。65歳以上は無料だそうでです。

 

美術館から千葉までのんびり歩いて、今度は映画館へ。「スターウォーズ9~スカイウォーカーのよあけ」を見てきました。スターウォーズシリーズ最終作、見なきゃと行って…ハッピーエンドでした。ま、そんなもんですか。

帰ろうとしたら、外房線が踏切事故で止まってる!!仕方なくエキナカのカフェで時間つぶしにビール飲んで、今年初の電車の洗礼も経験しちゃいました。

 

炎の雫は10日から営業。その週は連休で、東京から知り合いが車で来てくれたりしました。暑いといってもいいくらいの暖かい日があったり、一転荒れた天気で小雪が舞ったり、変な冬です。

 

次のお休みに睦沢へ出かけました。

睦沢は好きなところの一つ、このところ行けてなくて久しぶり。

大好きなパン屋さんときわぎ工舎では、昨年の秋からカフェスペースで炎の雫の東ティモールコーヒーを使ってくれるようになりました。行ってみると、有機栽培東ティモールコーヒーの看板を立ててくれていて、うれしい! ときわぎで聞いてきたと言ってお店を訪ねてくれる方もちらほらと。ときわぎさんとはいいお付き合いができて、本当にありがたいことです。

自分の所のコーヒーですが、外で飲むとまた違う味わい。(うちのお店では松屋式で淹れてるから、違って当然なのですが)

どっちもおいしいですよ。

去年は野菜も果実も全然獲れなくて、特に夏以降は散々でした。それで興味を失っていたのだけれど、人知れずゆずが育っていました。今までは青いうちに獲ってたけど、気が付くと黄色くなって、大きくなってる、何とかしなくちゃ、と睦沢から帰った勢いでゆずの収穫。翌日絞りました。結構数があって大変。でも青いうちより絞りやすい。果汁も甘みが出ている。1リットル近い絞り汁が取れました。半分はそのままで、ケーキに入れたりして、半分はポン酢に、さっそくお鍋で食べました。

今年の農的初仕事。

 

今年初のライブは、山武のシーブリーズで1月20日に。

本納のクローブのノンボーダージャムでお世話になっている川崎恵子さんの企画で、安蒜マンさん、むらなが吟さんとご一緒でした。初めて行ったシーブリーズは、ログハウス風の素敵なお店。たくさんのギターと薪ストーブが印象的。12弦ギターの安蒜マンさんがトップバッター、その後水野たかし、そして日本全国すべての県を徒歩で歌い歩いたというむらなか吟さん、すごいね。

(トップのあんびるまんさんの写真撮りそびれてしまいました。ごめんなさい。)

日本全国を歌い歩いているといえば、負けてはいないのが、やなぎ。年間200本近いライブをやっています。

高円寺時代からの古い付き合い、水野たかしとはお互いを認め合う関係。東北で彼が主催したイベントに出演したり、一緒に東北ツアーもしたし、震災の直後には彼と東北を回ったりもしました。やなぎは陸前高田の津波で流されてしまったライブハウスの再建のための募金の実行委員長を務めたりもしています。

私も大好きなシンガーで、時々彼の歌を聞きに行きます。やなぎを聞くために犬山(愛知県)まで行ったこともあります。しっかりとした主張のあるフォークソングです。

 

そのやなぎのライブを、2月29日(土)に炎の雫でやることになりました。水野たかしとジョイントです。

ぜひお越しください。

ちょっと早いけど、告知でした。

 (2020年1月26日 佳)


ご近所グルメと商品券

  暑いですね。今年も、暑くてカフェはお休みにしました。 暑くても、おいしいものは食べたい、ちゃんと食べて頑張らなくちゃ、って思いますよね。 7月24日からカフェを夏休みにしたので、ふらっとご飯食べに行くこともできます。遠くに行くのは大変だけど、ご近所でちょっとなら。 というわけ...